礼の用は和を貴しと為す
有子曰く、礼の用は和を貴しと為す。先王の道も斯を美しと為す。小大之れこ由るも、行われざる所有り。和を知りて和すれども、礼を以てこれを節せざれば、亦行われざればなり、と。


礼は履なり、和を以て貴しと為す

日常の礼儀作法ほど大切なものはない。
協調性を大事にし、礼儀正しく振舞う。

これにより社会の秩序は守られ、
そして維持されるものです。

その礼を失すれば、社会全体の秩序が乱れます。

己を先に出すのではなく、社会を前として
自分を後におく姿勢が大事です。

英語ではwillの丁寧語はwouldとして使います。

wouldの一つ退いて、相手に気持ちを委ねる
そんな自然な対話を英語でもしているのです。

老若男女関係なく、礼を尽くす。

礼の欠いた状態で発する言葉は、
相手に反感を買い、和を乱します。

時には誤解からそのような事もあります。
和を乱す事を恐れずに礼を尽くす事も大事です。

本日の一句

恙無く 過ごす心に 和を満たす

作:淳風

ペタしてね