おはようございます。
神谷です。
今回も、小林正観さんの『100%幸せな1%の人々』から紹介します。
忙しい時ほど、このような本を開いて、歪んでいく生き方を正していきたいと思います。
その行為は寄り道とも取れてしまうかもしれませんが、本当は、成幸への近道なんだと思います。
第6章 『病気は体からのメッセージ』 の 「自然治癒でガン細胞がなくなった人の共通項は、「ガンになった後の方が、はるかに幸せだった」と思った人たち」からです。
その人たちの共通しているのは、「ガンになる前よりもガンになった後の方が、はるかに幸せだった」と思っていることです。
つまり、「ガンになってよかった」と思った人たちなのです。
ガンになると、人生の見方が変わるといいますが、ここまで、心が変化する人は少数でしょうね。
ただ、ガンに罹ったときは、心の持ち方を変えるかなり大きなチャンスということだということはわかります。
「心に悪いものを食べ続けさせた結果、ガンになった」
ということが書いてありました。
ガンという病気によって、人生の間違いに気づく方もいるようです。
そして、その間違いに気づいて、残り短い「生」の中を幸せに過ごせた人が、奇跡を起こせるのかもしれません。
ガンに罹ったことを、
「なぜ、俺なんだ」
「何とかガンをやっつけてやる・・・」
と今までの生き方を変えない方は、残念ながらガンから帰還できない方が多いのかもしれませんね。
第7章 『この子はこの子のままでいい』の「子どもは、まわりの人から「誉められたくて」生きている」から
ある日突然、「幼い子供は何を生きがいにして生きているのだろうか」という疑問が私の中に湧きました(幼い子とは、小学生以下、位で考えてください)。
そう考えたら、私なりに推論が浮かびました。
子どもはもしかしたら、「誉められたくて」生きているのではないか、と。
子どものころを思い出してみると、なかなか、的を射ているのではないかと思う意見です。
だけど、多くの親は逆をしてしまうのです。
怖い顔をして、「あれをしてはいけない、これをしてはいけない」と。
時には親に良かれと思ってやったことを怒られたりすると、子供は委縮してしまいます。
これは、何歳になっても同じじゃないかと思う次第です。
大人になっても親に褒められるのはうれしいし、怒られれば萎縮してしまいます。
だから、誉めれば誉めるほど、人間として優秀になりますよ、お子さんは。
でも誉めないのは、きっと
「誉め方をしらない」
のですね。
そして、怒った方が即効性があるから、怒ってしまいます。
だから、親御さんは、「誉め方の練習」をするべきなんです。
そして、「誉め方の練習」はお子さんだけでなく、友達や部下上司とのコミュニケーションにも役に立つのです。
『ドラゴン桜(3) 』で、学校の先生が生徒の成績を伸ばすために、「誉め方の練習」をしているところを描いています。
「誉めること」って練習しないと、出来るようにならないんです。
「誉めること」を練習して、素敵なお子さんを育てていただけると、日本の将来も明るくなりますね。
人生がよくない方に傾きつつあるときに、この本を読むと、「私のこの考え方が、人生をドツボな方向に導いている・・・」と気が付かせてくれる本です。
もう何回か、小林正観さんの『100%幸せな1%の人々』から紹介していきたいと思います。
次回に続きます。
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