YAMAHA C200のロゼット作りじゃ | エビサンズギター  

エビサンズギター  

アコースティックギターの改造
花・鳥・空・自然の写真


IMG_20161022_235155394.jpg

 

情熱の赤いギターでフラメンコ~!と夢だけは大きく、

現実はじっくりとやっておりますが~!

 

C200のロゼットは赤く塗ってしまおうと思ったんですが

やはりメリハリがないのでカッター刃で塗装をカリカリ剥がそうと

始めましたが、エエ~イ小めんどくせぇ!と大胆にロゼットを

新調して上から貼り付けてやれと軌道修正しました。

 

ヘッドにも突板を貼りましたので、サウンドホール周りも

同様に白茶のミックスリングにします。

 

 

 

材料は杉板を3ミリに薄くした板で白身と赤身の混ざったところを

使います。コンパスでサウンドホールの外形プラス8㎜、外輪150㎜

にカットラインを引いてみます。

 

 

 

あとで指板に食い込む部分をカットするので、位置出ししやすい

様にガイドラインを書いておきます。と同時にどの辺の木目を生かす

のか決定しておきます。

 

 

 

 

最近購入したサークルカッターです。1.8~170mmまでカット可能です。

本来は紙などに向いた工具ですが、刃の出具合を調整しながら徐々に

切って行けば柔らかい材木ならうまく切れますよ。

 

 

 

 

 

切れました。(ちょっと食い込んだ~。(;^_^A)

続いて切り口の加工ですが、なめらかな曲線を出したいので

サンドペーパーで少しずつ削ってゆきます。

 

 

 

 

φ20mmの丸棒に#180のペーパーを巻き付けて内側を削ります。

押さえずらいのとリングがフニャフニャなので、折れないよう慎重に

作業します。

 

 

 

 

 

外輪はウレタンフォームにペーパーを巻き付け斜めに削ります。

材木の加工の面白さはサンディングなどこの辺に大いにあると

感じます。自由な曲線は精神的な表現に影響をうけますから

なめらかな心情で作業しなければなりません。修行じゃ。

 

 

 

 

などと考えているうちにこんな感じにできてきました。

木目が切り替わる所が動きがあって面白いです。

 

 

 

 

接着面は平らにサンディングしておきます。

 

仕上げはナチュラルクリアーのラッカー仕上げですが

サウンドホール周りを厚くすることで音にも良い影響が

あるかもと期待しながら今日のお話はお開きです。

 

Have a good sunday !