情熱の赤いギターでフラメンコ~!と夢だけは大きく、
現実はじっくりとやっておりますが~!
C200のロゼットは赤く塗ってしまおうと思ったんですが
やはりメリハリがないのでカッター刃で塗装をカリカリ剥がそうと
始めましたが、エエ~イ小めんどくせぇ!と大胆にロゼットを
新調して上から貼り付けてやれと軌道修正しました。
ヘッドにも突板を貼りましたので、サウンドホール周りも
同様に白茶のミックスリングにします。
材料は杉板を3ミリに薄くした板で白身と赤身の混ざったところを
使います。コンパスでサウンドホールの外形プラス8㎜、外輪150㎜
にカットラインを引いてみます。
あとで指板に食い込む部分をカットするので、位置出ししやすい
様にガイドラインを書いておきます。と同時にどの辺の木目を生かす
のか決定しておきます。
最近購入したサークルカッターです。1.8~170mmまでカット可能です。
本来は紙などに向いた工具ですが、刃の出具合を調整しながら徐々に
切って行けば柔らかい材木ならうまく切れますよ。
切れました。(ちょっと食い込んだ~。(;^_^A)
続いて切り口の加工ですが、なめらかな曲線を出したいので
サンドペーパーで少しずつ削ってゆきます。
φ20mmの丸棒に#180のペーパーを巻き付けて内側を削ります。
押さえずらいのとリングがフニャフニャなので、折れないよう慎重に
作業します。
外輪はウレタンフォームにペーパーを巻き付け斜めに削ります。
材木の加工の面白さはサンディングなどこの辺に大いにあると
感じます。自由な曲線は精神的な表現に影響をうけますから
なめらかな心情で作業しなければなりません。修行じゃ。
などと考えているうちにこんな感じにできてきました。
木目が切り替わる所が動きがあって面白いです。
接着面は平らにサンディングしておきます。
仕上げはナチュラルクリアーのラッカー仕上げですが
サウンドホール周りを厚くすることで音にも良い影響が
あるかもと期待しながら今日のお話はお開きです。
Have a good sunday !