日本国内の商用原発の稼働率は60パーセント程度です
「今日の名言」は・・・
様々な「危険」とのつき合い方を示した本
・経済産業省の最新データ(2008年度)によると、
五五機ある日本国内の商用原発(総出力4947万キロワット)
の稼働率は60パーセント程度です。・・・フランスや、
原子力大国といわれるアメリカにおける稼働率はだいたい
90パーセントです。(p131)
「危険不可視社会 」畑村 洋太郎、講談社
【私の評価】★★★☆☆(73点)
■原子力発電所が、外国の4倍も 止まっているとは!?。
これは、柏崎での地震による影響もあるようですが、
ちょっとしたトラブルでも止める。
復旧に時間がかかる。
定期点検の期間を延長できないという理由もあるようです。
■原子力発電所にはお役人が常駐していて、
電力会社の対応を監視しているようですので、
ある意味安心ですが、
原子力の稼働率の低下にも貢献しているのかも。
さらに、原子力発電所が止まると、
他の発電所を運転することで、
燃料費として数億円の損失になるという
お話しもあるので話は複雑です。
畑村 洋太郎
講談社
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おすすめ度の平均:
危険を排除するというのではなく、その危険をいかに低減していくかの視点を持たなければ、この国の未来も危うい。様々な「危険」とのつき合い方を示した本
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