みなさん、こんにちは。



 最近どうも台湾料理屋が街の中に増えているような気がしますが、皆さんの身の回りではどうですか?



 うちのまわりにもここ半年ほどで3件も台湾料理屋が開店し、ちょっと気になっていたのです。



で、先日、講演出張先で、こんな台湾料理屋を発見。



 



中国語ができないと、この写真の何がおかしいのか理解できません。



ご覧いただきたいのは、看板の文字です。



店名の「香味」の最後の一文字、そしてその下の预约电话という文字、これはいずれも台湾では使われていない、中国共産党が普通語(共通語)として推進している「簡体字」なのです。



ちなみにこうした文字は台湾人には読めませんし、書けません。



つまり、このお店は台湾系を偽装した中国人経営の中華料理屋です。

ちなみに、店舗看板には「本場台湾料理」なんて書いてあるのです。



 このお店、よほど間抜けなのか、はたまた日本人をナメているのかわかりませんが、考えられるのは、台湾系を装いながら日本人に気付かれることなく中華系の客や働き手を集めることができるということです。



台湾漢民族は別として、地元に本当の台湾人がいても、こういうお店で食べたり、働いたりはしないでしょう。

(まあ、見方を変えれば、日本人が韓国に出す中華料理屋みたいなもんでしょうか?)




現在でも日本人の8割以上が中国に関して良い印象を持っていないというアンケート結果が出ておりますが、この店も今後は中国の情勢次第では在日中国人に対する風当たりが強まることも考えているから、こうした偽装を行っているのでしょう。



実際に私が逮捕した福建人の多くが、台湾人を詐称していましたよ。



深読みかもしれませんが、中国の国内情勢いかんによって、彼らは近所に対しては台湾人を装って働くだけでなく、台湾人家族として親族を呼び集め、定住する可能性があります。



すでにNHKでさえ中国経済の失速をニュースで報じていますし、現に中国からは富裕層を中心にすでに海外転居が盛ん、資産持ち出しラッシュに入っているようです。



かつて江沢民から胡錦涛に乗り換えてナンバー2の座にあった曽慶紅の息子の曽偉も、多額の財産をオーストラリアに持ち出して2億5千万元で豪邸を建てたことが青年団派側に暴かれ、曽慶紅は他の長老幹部の批判を浴びて、発言力を失い自宅謹慎ています。



また、他の共産党幹部の子弟もそのほとんどが海外に留学し、または資産を海外に移しています。



彼らは、中華バブルがまだ続くと考えていますが、同時に必ず崩壊することも見越して、片足を海外に踏み出しているのです。