みなさん、こんにちは。

最近、よく中国人女性との国際結婚に関するトラブルのご相談を頂きます。

こういうご相談もお受けするのは、その国際結婚の実態が、もう犯罪に近いからなんです。

国際結婚、特に中国人女性との結婚って、結構大変なんですよ。



一緒に両親のところにあいさつに行ったら、わけの分からないうちに結婚式が始まってしまったりびっくり、かなりの結納金を要求されたり、

奥さんが勝手に旦那の口座から金を引き出して実家に送金していたり、

家から物がなくなっていったり、しまいには奥さんがいなくなったり

同国人の若い男性と同棲していたり、

それでも「日本人配偶者等」の滞在資格更新日前になるとなぜか戻ってきて、入管の質問に備えてか夫婦関係の既成事実を改めて(しかも一方的に)作ろうとしたり

お金で釣って入管に同伴申請を持ちかけたり(←これは完全に偽装結婚です)。

もう私のところに相談に来る段階では、とんでもないことになっていて、引き落とされ送金された額も半端ではありません。


それでも警察では民事に介入するわけにも行きませんし、自宅への送金も、結局は夫婦間の問題となってしまいますので、親族の皆さんどうしたらいいのか、もう分からなくなってしまうわけなのです。


もちろん、そんなケースばかりではないですよ。


私の元同僚だって、中国人の奥さんをもらって、警察官を退職し、むしろ商売で開運したなんてのもありますからね。

ただ、そういう、日本人の旦那さまを大切にして、日本に溶け込んで生活する中国人の奥さんは、ほとんど同国人とは付き合いません。




合法滞在者になると、免許証を貸してくれだとか、携帯電話の名義人になってくれだとか、旅券をコピーさせてくれだとか、ツテを頼って接近してくる不法滞在者が多くて、とばっちりを受けたりするからです。


逆に言うと、日本人と結婚しても、そういうヤバそうな同国人と接触したり、接触しそうなところで働いている中国人妻というのは、多くが偽装結婚に移行しやすいのです。


偽装結婚も、最近は様変わりしています。

ヤクザの仲介などなしに、一般の仲介業者に登録して日本人男性を狙う「偽装婚予備軍」も多いのですよ。

業者も会員登録した男女が手数料を支払って出会えばそれまでなので、特に中国人に特化した紹介業者はずいぶんと無責任な謳い文句を並べたHPで集客していたりもします。




目的を持った中国人女性は、こうした出会い仲介業者を利用して、高収入の日本人男性を狙うわけですよ。

業者登録の中国人女性の目的は、ずばり、滞在資格合法非合法を問わず経済的に安定した生活です。


日本人女性のように、いい男性とめぐり合って幸せな結婚生活なんて漠然とした甘さはないのです。

なぜ中国人がそこまでお金にこだわるのかというと、国が国民を顧みないので、親と自分の生活の安定を確保できるお金が必要だからです。


しかも、日本に就学や留学、研修などで来日する女性の多くは20代半ばから30歳前後。 一般的な日本人登録女性に比べても、まだまだ若いのです。
(もちろん例外やサバ読みもあり)


中には、本国で離婚して実家に子供を預けていたりするケースも多く、将来の安定が掛かっていますので、滞在期間が迫ってくると、日本人男性にかなり積極的になったりします。

しかも、外国人女性を対象に選ぶのは、若い男性より、40代後半から50代の、老後を考えはじめた独身男性。

だから、金はあります。


どうぞ皆さん、特に独身男性諸兄、国際結婚はくれぐれも慎重に。
「筆談からはじめよう」なんて甘い考えで失敗した人の、親族を巻き込んだ泥沼事案が多いからこそ、私は敵を作るかもしれないこんな記事をアップしているのですから。


この記事は2009.5月に書いたものです