「奇跡の一本松」刻印
震災復興記念貨幣打ち初め
造幣局（大阪市北区）は２０日、東日本大震災復興事業記念貨幣の１次発行分２種類の打ち初め式を開催した。
今後発行する分も合わせると、記念貨幣は１万円金貨、千円銀貨を基にデザインされた計８種類。
いずれも裏面には岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」を刻印し、うち６種類の表面には一般から選ばれた桜や折り鶴などを採用した。
打ち初め式では、岩手、宮城、福島３県の関係者が見守る中、谷公一復興大臣補佐官らが機械につながるボタンを押し、記念貨幣が「チャリン」と音を立てて打ち出された。
造幣局によると、記念貨幣の直径はそれぞれ、金貨２６ミリ、銀貨４０ミリ。
８種類で計約２２万５千枚発行する予定。
個人向け復興応援国債を一定額保有する人に贈られ、一部は造幣局でも販売される。
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