佳菜子「ビックリ」首位
フィギュアスケート全日本選手権第2日(23日、大阪なみはやドーム)しっとりとしたバイオリンの音色に乗った。
大人への階段を駆け上がる17歳の村上佳菜子が、会心の滑りでSP首位に立った。
「60点を超えたらいいなと思ったけど、(高得点に)ビックリした」
目に飛び込んだのは、前回大会(61・50点)を大きく上回る自己ベストの65・56点。
「絶対に自信があった」という冒頭の2連続3回転トーループを完璧に着氷し、残る2つのジャンプもミスなくこなした。
技のでき映え点を含めたジャンプの合計は20・22点。
浅田の17・70点と比較しても、“成長ぶり”が手に取るように分かる。
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