結婚教育カウンセラー1期生の沢口奈穂子です。
いつも協会のブログを読んでくださり、
ありがとうございます。
私が以前、協会のブログで
「結婚すれば幸せになれる」
そう信じて結婚し、
うまくいかなくなると「離婚したら幸せになれる」と離婚し、
はたまた子供と2人の生活が不安になると
「私さえ辛抱すれば良かった」と
自分を責めては涙する、
どうしようもない「夢見る夢子ちゃん」…
そんな「夢子」が「結婚教育」に救われたと、
お伝えしました。
そんな私も離婚して8年。
娘もこの春、中学2年生になり、
夫(父親)のいない生活もすっかり" 普通 "となってきました。
…が、そんな私達親子の今年のバレンタインデーのお話をさせていただきます。
娘がお父さんに手作りチョコを渡すのが離婚してからも、
ずっと恒例行事で…
今年は元夫が仕事が忙しく、
なかなか休みが取れないので、
職場に持って行く約束になりました。
私は車の中で、いつも通り楽しそうに
会話したり、じゃれたりする娘と元夫の様子を
微笑ましく見ていました。
ところが、車に戻ってきた娘の顔に涙がキラリ…
「どうしたん?」と聞くと
「父さん、左手に指輪しとった!!」…と。
中学生の娘には、
父親の指でキラリと光る指輪の意味がわかったみたいで…
「えーっ!!」と、私も動揺してしまってたので、
ハッキリ何て言ったか覚えてませんが、
沢山の言葉で娘をなだめながら帰宅しました。
元夫に娘の様子をメールで伝え、
問いただしたところ…
*2~3年前に既に再婚していた。
*再婚したと報告したら、娘に会わせて
もらえなくなるかと思っていた。
*しかし、ちゃんと伝えるべきか悩んでいた。
…こんな返事が返ってきました。
そういえば、ここ1年は月1の娘との面会も
夕方4時過ぎには必ず送ってくるし、
娘の希望の親子3人の食事も何だかんだ
理由付けて、なかなか行けないので
「おやっ…?」とは、思ってましたが…
ハッキリ「再婚した」という事実を知り、
私も心にぽっかり穴が開いてしまった
何とも言えない気持ちになりました。
もう、いったい何なんでしょうね私!!(笑)
結婚教育を学んでからの私は、
自分自身を振り返り、
しっかり自分と向き合えた事で、
元夫1人のせいにしていた「離婚」も私自身にも
非があることを素直に認める事が出来、
元夫の事もあれだけ苦手で嫌いだった
義母を許す事が出来ました。
自ら言い出した「離婚」でしたが、
今の私なら元夫と復縁しても、
うまくやっていける自信が心の片隅に
ありましたし、元夫に気持ちが
残っていたのも事実で…(笑)
ぽっかり穴が開いてしまった感情は、
「本当に他人になってしまった」
「もう3人での生活は叶わない」という、
自分勝手な独占欲からきたものだったんだと思います。
確かに、「この人とは絶対もう無理」、
「1人でも娘を幸せにする」と、
それ相応に苦しんで決断しました。
しかし時間が経てば経つほど、
結婚生活での思い出は美化されてきました。
なので、3人での生活が続いてたら、
もっともっとより深い人生を送れたのかな~
なんて…
しかし、結婚教育に今回も救われ、数日、
落ち込みましたが、また前を向くことが出来ました。
「結婚」をするという「覚悟」
「離婚」をするという「覚悟」
「1人でしっかり子供を育てる」という「覚悟」
人生の大きな決断をする時に必要な「覚悟」…
私にはあるようで無かった!
こんな人生を今送っている原因の源は、
いつだって私じゃん!!
…等などと、ブツブツ自問自答をしながら、
自身と向き合い、ぽっかり開いた穴を埋めていきました。
その上で、しっかり娘の心のケアもしました。
親の勝手で「離婚」して母子家庭になってしまった
娘の気持ちを考えると、
私がいつまでも落ち込んでいたら、
娘に申し訳ないですもんね!
私も娘を成人するまで、しっかり育て上げたら、
「最期の日まで添い遂げられる人と再婚するぞ~」と、
妄想恋愛しながら(笑)しっかり地に足を付けて
前だけ向いて進んで行きたいと思います。
きっと私程、重症でないにしても、
安易に「結婚」や「離婚」をしてしまって
後悔してる人が世の中には沢山いると思います。
「結婚教育」を学んで、新たな再出発をしてみませんか…