こんにちは。田月です。
昨日、最新号の自治体国際化フォーラムが届きました!
今回の特集は、「新たな『共生』に向けた日本語学習」
日本で暮らしている外国人の数は、どんどんと増え続けています。
これからは、外国人の受け入れを抜きに日本の将来を語ることはできない、とも言われています。
しかし、日本で暮らす外国人に向けた日本語学習は
一貫した政策や制度がないまま現在に至っており、
一般市民のボランティアの力に頼っているのが現状です。
そんな日本語学習について、様々な視点から記事が書かれている今月号の自治体国際化フォーラム。
なかでも、面白いと思ったのが
「東北のお嫁さん」
の日本語学習についての記事です。
秋田県の外国人登録者のうち、なんと8割が女性。
突出して女性の割合が高くなっています。
そんな海外出身のお嫁さんが多い地域で、日本語学習支援を行っているのしろ日本語学習会 が紹介されています。
「嫁」という位置づけで海外出身女性が日本語を学ぶためには、
夫や舅・姑などの理解が大きなカギとなります。
日本語をどのように学んでいくのか・・・という以前に、
日本語を学びにいくことを家族に認めてもらえなかったり、
学習の場へのアクセスさえ困難な人もいるそうです。
嫁として生きていく人たちへの日本語支援は、
夫・舅・姑などの家族、そして子育て支援機関など、
周りの人たちの国際理解不足が一番の障壁。
習慣の違いを理解し、「東北のお嫁さん」達も、
子供を産み育てる母親であり、家族を支える妻であることを
様々な人たちに理解してもらうことが必要です。
・・・日本語学習にも、地域によっていろいろな特徴があるんですね。
そんな自治体国際化フォーラムは、市民国際プラザ で無料配布しています。
ご興味のある方、ぜひお立ち寄りください!
~おまけ~
先日、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のタイ事務所の方が
(財)自治体国際化協会にいらっしゃったのですが、
こんなに可愛いチョコレートをいただきました!
トゥクトゥク↓↓
の形です!かわいい。