周知のとおり、
ジャマイカは暖かい土地柄だ。

一年中、
海には入れるし、
フルーツも豊富だ。

それでも、
「四季がない」などというと、
「ジャマイカにだって四季はある」と返されたりする。

確かに、
雨季や乾季、
冬らしき時期や、
夏らしき暑さもある。

それは、
マンゴの季節だったり、
パパイヤのシーズンだったりする。

冬と呼ばれる時期などは、
山間部では朝晩の冷え込みがあり、
夜などは、
薄いシーツ一枚では、
震えてしまうこともある。

さて、
そんな南国育ちの妻であるが、
よほど日本の冬は苦手だろうと思われた。

ところが、
寒さが厳しくなってきた最近でも、
それほど寒さを感じていないらしい。

先日も、
ほとんどビキニ状態の上半身に、
皮ジャンを羽織って近くのバーまで行った。

寒いといけないと思って持参した、
パッカブルダウンジャケットも、
結局出番はなかった。

冬山もこなす私でさえ寒いと感じるのに、
まったく驚く。

私たち夫婦は、
部屋のスペースの都合上、
一枚の布団に肩を寄せ合って寝ている。

仲の良い夫婦の話ではない。
(もちろん仲良しだが)

あくまで、
現状そうせざるを得ないので、
そうしている。

当然、
二人が仰向けに寝る余裕はなく、
どちらかがもう片方にしがみつくように寝ている。

深夜、
うすら寒さを感じて目を覚ますと、
妻は布団を剥いでしまっている。

血気盛ん、、、

とでも言うのか、
とにかくポカポカしていて、
等身大のアンカのようだ。

時には、
寝汗までかいているのだから驚く。

妻いわく、
「ホットブラッド」なのだそうだ。

やはり「血気盛ん」だ。

そして、
そんな妻が楽しみにしているパーティーがある。

行くと必ずホットギネスを出してくれるお気に入りのバー、
「アイリーバー」で行われるクリスマスパーティーだ。

店の女の子には、
「当日はサンタルックで」と言われている。

パーティー好きなジャマイカン、
ファッションに敏感な女の子、
初めての日本のクリスマス、、、

と、
三拍子そろえば、
妻の気合が入らないワケがない。

ネットや店舗を探しまくり、
最終的にたどり着いたのは、
露出度の高いスパンコール仕様のサンタだった。

ほとんどサンタではなくなってしまったが、
とりあえず赤と白でまとまったので由しだ。

22日、
横浜アイリバーに参上する。

その様子はFBで確認されたい。

日本酒が大好きなのだが、
飲みすぎてコントロールを失い、
失墜してしまう妻。

当日はギネスオンリーにさせよう。

くれぐれもぶっ壊れないように、

願う!!

ONE LOVE