「土人が!」高江ヘリパッド ~永久敗戦国日本~ | ショージ・サエキのブログ

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アメリカのヘリコプター発着帯(高江ヘリパッド)の建設を巡り沖縄が揺れ動いている。

 

現場で警備する機動隊員から「土人が!」と市民を罵倒する動画が波紋を呼んだ。

 

これにより、沖縄県民から強い反発を招いている。

 

沖縄県というところは日本の在日米軍基地の74%を占めています。

 

そして県の10%の面積を基地施設で接収されています。

 

沖縄県の国道58号線を車で走るとわかりますが、沖縄に米軍基地があるのではなく、米軍基地の中に沖縄があるように思えます。

 

1945年の敗戦後に沖縄はアメリカの統治下に置かれ、1972年に本土復帰を果たします。

 

ところが、それ以降も米軍基地は残りますし、ましてや今回のように新たに基地建設が行われようとしているのであります。

 

今回の機動隊による「土人が!」という暴言は、大阪府警から派遣された隊員によるものであるが、これは本土の人間からみた本音に聞こえます。

 

また、北海道旧土人保護法という法律が存在しました。

 

アイヌ民族を保護する名目で明治32年に日本政府が制定しましたが、この法律は1997年(平成9年)まで残っていました。

 

平成9年です。そうです結構最近なのであります。

 

沖縄に関していえば、日本の米軍基地の74%も押し付けておいて日本国民の大多数が平然といられるのは沖縄の人達を土人扱いしているようにも受け取れます。

 

しかも、あんなに小さな島に米軍基地を無理やり押し付けているのです。

 

そして、戦時中には沖縄の地上戦において兵隊をわざわざ北海道から調達していたのであります。

 

これは何を意味するかというと沖縄の人達とアイヌ人を同時に民族浄化する為なのです。

 

 

さらに、戦後から70年も経っているにも関わらず、米軍基地が沖縄から撤去されないばかりか、新たに強行的に建設工事が行われようとしています。

 

沖縄県は戦後から現在に至るまでにアメリカ兵による少女強姦事件や米軍車両による事故の犠牲者があとを絶たないのです。

 

加害者のアメリカ兵の身柄は日本には引き渡されずいつもうやむやにされています。

 

泣き寝入りするしかないのであります。

 

たった一度、日本はアメリカに戦争を負けただけなのですが、永久的に支配されているのが現状なのです。

 

永久敗戦国なのです。日本という国は。