Music from the motion picture “LETHAL WEAPON 3” | jakeのブログ 

jakeのブログ 

夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

先日購入したデヴィッド・サンボーンのCDつながり(?)で、我がささやかなコレクションから1枚。


1992年に公開された映画『リーサルウェポン3』のサウンド・トラック。購入理由はエリック・クラプトンが参加している楽曲が収録されていたから(^^)。

この頃のクラプトンというと、不幸なアクシデントから立ち直り、再び表舞台での活躍が活発になってきた頃。

ただ、依然として新たな楽曲を収めたスタジオ録音作品は制作・リリースされていないに等しい状況(※)だったので、このサウンド・トラックはクラプトンの新曲が久しぶりに聴けるアイテムで当時は喜んでリピート再生していました。

そうはいいつつも、今となっては映画の主題歌で本サントラの1曲目に収録されている「It's Probably Me」以外の曲は、あまり覚えていなかったりするのですが…(^^;)

※厳密には、映画『RUSH』のオリジナル・サウンド・トラックや後に彼の代表曲の1つとなる名曲「Tears In heaven」(これも『RUSH』のサウンド・トラックに収録)が制作・リリースされています。


「It's Probably Me」はジッポー・ライターを使ったパフォーマンスで始まる
メチャクチャ渋くて格好いい楽曲で、クラプトンと、元ポリス(今となってはこの説明も不要か…)のスティング(ヴォーカル/ベース)、数々の映画のサントラを手掛けてきた作曲家・マイケル・ケイメン(作・編曲/キーボード)との共作によるもの。

この曲ではクラプトンは作曲の他、ギターも(当然)担当しているのですが、ガット・ギターによる
哀愁漂うバッキング、エレキ・ギターによる絶妙な間合いとシンプルな音使いながらも説得力の
あるオブリ・ガードやソロは逸品!

そんなクラプトンのギターと、(良い意味で)男臭い憂いを帯びたスティングのヴォーカルに絡んでくるのが、デヴィッド・サンボーンのサックス。

クラプトンのギターやスティングのヴォーカルに対して、絶妙の距離感と間合いで絡んでくるフレーズや色気が漂う音色は、なんとも美しく印象的で、それまでサックスは吹奏楽などの集団で演奏するか歌モノのイントロや間奏などを演奏する楽器だ…というイメージを持っていたのですが、サンボーンの演奏は、そんな固定概念を消してくれました。

(当時は)久々のスタジオ録音作だったことや楽曲が格好よかったことに加え、デヴィッド・サンボーンの演奏を聴いたことでギター以外の楽器とのアンサンブルという面にも興味を持つようになったきっかけにもなった曲「It's Probably Me」。そんな曲が収録されている本作は今でも大切に持っている1枚です。




☆余談①
スティングは「It's Probably Me」をたいそう気に入ったようで、後にリリースした『テン・サマーズ・テイルズ』には自身で新たにアレンジしたバージョンが、また更にその後にリリースされたベスト盤『フィールズ・オブ・ゴールド』には、このサウンド・トラック・バージョンが収録されています。


☆余談②
「It's Probably Me」は、いつか演奏してみたい楽曲の1つで、当時耳コピしたコード進行を今でも覚えています。今のところ、その「いつか」は訪れていませんが…。


☆余談③
当時は喫煙者でジッポーのライターを愛用していたため、我ながらミーハーだなぁ…と思いつつも楽曲の
イントロに出てくるライターのパフォーマンスにも挑戦してみました。結果は、あやうく火傷しそうになっただけ。即効で断念しました(^^:)。


リーサル・ウエポン3/サントラ
¥2,516
Amazon.co.jp


Ten Summoner’s Tales (Jewel Box)/Sting
¥1,791
Amazon.co.jp