『シルディ サイババ アバター ~その総括的プロフィール~』 (13) | 奇跡の聖者 シルディ・サイババ

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『シルディ サイババ アバター ~その総括的プロフィール~』 (S.P.ルヘラ著、渡部英機・訳、siba・編) 


【3、サイババの日常】



 (下)



 それから昼食をとり、それからまたレンディに行き、45分後に戻ってきて、マスジッドに日没まで座っていて、ちょっと出て行き、再びマスジッドに座る。通例、日中は3つの会見即ちダルバールがある。最初のは朝食後、2番目はレンディからババが戻ったとき、3つ目は午後5時頃に。これらの会見で、ババは助言を与える。

 慈愛の海であるシバ神は帰依者の求めるどんなものも進んで与える。とされている。しかし、シバ神はまたビクシャダールとしても知られている。即ち、主神は求め、その10倍を返す!帰依者の求めるどんな物でも与える方であり、しかも彼は何も所有しない。

 主サイは貧しいファーキルで、ぼろを着、壊れたモスクに住んでいるが、彼の許に来る人達に多くのものを与える。帰依者の心の中に座し、その望みを十分に叶える。しかし、主は自分自身は何も持っていなかった。彼は鉢をもってシルディ村を、施しを求めて歩いた。彼はこの世で最後の日まで、物乞いをする人だった!

 1人でいる時、ババは気に入りの帰依者の名を呼びながらパイサ銅貨を地面に擦りつけることをよくしていた。これは、帰依者達の前生での罪を擦り取る彼独特の方法だった。

 非常に美しい、有益なヒンディー語のフィルム「シルディケ サイババ」は、ババの生涯と奇跡をうまく描いている。また、シルディ サイ サンシュタンで出版されている数冊の絵本とアマル チトラカサ シリーズの1冊は、アバターとしてのババの特異な生涯を正確に生き生きと知らせてくれる。



 (続く)