ウィーン国民歌劇場オーケストラのニューYearコンサートに、お客様と、行きました。(国立歌劇場オケと異なり、5型のオケで、やや小ぶりです。ウィンナ・オーボエ、ウィンナ・ホルン、などの楽器もまろやかな音がします。メリハリも素晴らしく、pp~ffまで、ビンビンよく鳴ります。チェロのトップ奏者のソロが素晴らしく、P席にいる我々の胸を揺さぶるほどでした。ウィーン・フィルの方が格が高くても、この奏者の”楽団愛””音楽愛”は、このフォルクス・オパーの方が、本領を発揮させられるようにも、思ってしまいました、ね・・)

全体、とても温かな音楽で、「ウィーン奇想曲」も弾いてくれた素晴らしい女性コンサート・ミストレス、男女歌手や、バイオリンも弾く指揮者、男女2名ずつの舞踊手、3曲のアンコールなど、演出の工夫も、最大。とても幸福、平和な気持ちになりました。(日本の曲「一月一日」を、ウィンナ・ワルツに仕立てた変奏曲風の記念曲も、とても素晴らしかったです。)

 

アンコール2曲目の『メリーウィドー』のワルツでは、思わず、目が潤みました。最後のアンコールは、いきなりスネアドラム・ソロで始まる「ラデツキー行進曲」、お客様全員が思い切り楽しく、力いっぱいに、拍手していました。
音楽の楽しさは、生きる喜びにつながる。再びの勇気と、平和な友情の心を確認!!

ブラボー!!ありがとう!!フォルクス・オパー!! 31周年を迎える #サントリーホール