ウルトラクイズの思い出・成田第二次予選プロローグ | The sky is the limit

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ボーカリストMOOが綴る、気まぐれなブログ

この回顧録、えらく長くなりそうな予感がして、早くも挫けそうになってますが・・・。
ゆっくり当時の気持ちなんかも思い出しながら書いていきますので、
本年もお付き合いくださいませ。

さて、第二次予選は8月末に行われるので、僕は一旦福岡に帰る。

こうなると、わざわざじゃんけんをしに再び東京まで行くのだから、
負けて帰るのはイヤだなぁという気持ちが湧き上がる。
だって、勝ったらそのまま飛行機に乗るわけで、
しかもどこまで残るかわからないから、スーツケースでそれなりの荷物を用意していくわけだし。

福岡からスーツケース持ってウルトラクイズの予選に行くのに、
一日で帰ってきたらそれこそ
勿体ない。


とはいえ、じゃんけんの対策はどーしようもないので、
一応TVを見ながらサザエさんとじゃんけんしてみたり、
友達や家族と三本勝負をしてみたりしたのだけど、有り得ないくらい連敗して凹んだ。
が、後になって思えば、これらの有り得ないくらいの連敗が、
一番大事な時に使う運を貯めておくための布石だったのだろうか。

もっと真面目に対策に取り組んだのは、機内ペーパー3択クイズだった。
僕は子供の頃乗り物酔いがひどく、大人になってからはかなり改善されたが、
それでも
「うつむく」姿勢をとると、かなりの確率で気分が悪くなる。
しかしペーパークイズは筆記試験。
飛行機の座席の小さなテーブルに問題用紙を広げ、ある程度の時間うつむいて書くことになる。

万一気分が悪くなっても、それによって問題を解く時間がなくなってしまってはいけない。
わかろうがわかるまいが、とにかく問題を最後まで読むことが大事だ。
時間がなくなって、問題も読まずに答えを適当に選ぶようなことは避けようと決め、
ウルトラクイズの過去本を使い、13回チャンピオン長戸さんが出した本に書いてあった
「原稿用紙でのペーパークイズ練習法」を繰り返し実践した。

僕にとって大事なのは、なるべくいい成績を取ることはもちろんだが、
それ以上に
「落ちない」ことだった。
そのためには、「出された問題は最後まで読めるようになる」ことが最低条件だと思っていた。

こうして、成田予選の前日8月30日を迎えた。
まさか8月中に二度も東京に来ることになるなんて(笑)
集合場所である日本テレビの別館の受付で、あの名札をもらう。

本物だぁぁぁ~。

ウルトラクイズの名札に自分の名前が書いてある。一気にテンションが上がった。

100人がびっしり集まった部屋で、スタッフから説明。
たぶん諸注意なんかだと思うのだけど、正直忘れてしまった(汗)

談笑している人たちも見かけたのが、その中にTVで見たことある人を発見!
一人、ひっそりとそこでもテンションを上げておりました。
そういえば、FNSに受かった人っていう質問もあったような気がするが、
僕には関係のない話でした(笑)

バスに乗るまでの間にドームで仲良くなった二人、浅井くんと宮岡くんを発見。
まるで旧友との再会のような気持ちだった(笑)

そうこうしているうちに、挑戦者たちは3台のバスに分乗し、
これからどーなるんだろうというワクワクとじゃんけんで負けませんように!という不安を胸に、
ウルトラファンの間では「ジャンケンホテル」としておなじみ、
成田エアポートレストハウスへと向かったのだった・・・。