東北地方太平洋沖地震:ボランティア活動報告4「まとめ」 | 特定非営利活動法人 日本ストレッチング協会だより

東北地方太平洋沖地震:ボランティア活動報告4「まとめ」

NEW2011年5月10日 東日本大震災でのボランティア活動報告

理事長の長畑より、5月2日からの被災地での活動法の様子を報告させていただいております。

「岩手県 山田高校ボート部」
「牡鹿半島」
「石巻市~折浜~月浦」


③まとめ

MSボランティアの絶対数が少ない。
(マッサージ・ストレッチ系のボランティア:MSボランティア)

支援物資は届くけれどなかなか来てもらえないという現実。

避難所はまだチャンスがあるが、一般家庭で避難されている方には届かない。
まだまだ避難所生活が続くので継続支援は必要である。

ボランティアセンターではボランティアの受付を中止していたりしているが、現実は不足しているのだ。
社会福祉協議会のキャパ不足だから攻められない。

今回のことを教訓として、ボランティアの管理については再考すべきであろう。
MS系は慰安的なフィーリングがあり、命に関わることではないので、
その存在意義は被災当初は低かったかもしれないが
これからはメンタル面を含めて重要性は増すと思われる。

避難している方々が正常な生活に戻るまでは、大切な支援活動だと改めて実感した。
それと同時にMS系ボランティアの人を、どうやって増やしていくのかという大きな課題もある。

また、ボランティア初心者は常に不安で、どのように活動していけばいいのかわからない事が多い。
やりたいのにどうすればいいのかと躊躇している人は大勢いることと思う。

現在、ベテランボランティアといっている人だって
最初は皆初心者なのだ。とにかく第一歩を踏み出すこと。

現地を見て確実にボランティアは不足していて、これからも必要なのだということを感じた。
たった石巻の牡鹿エリアという場所にかぎってもそうなのであるから
全国の避難所で考えるといきとどいた活動には限界があるが、
だからやめるというのではなく身近なところからスタートしてみるといいと思う。

NPO法人日本ストレッチング協会 は、NPO法人MET と協力しながら今後も活動をしていきたい。


最後にお願いです。

今後の活動では多くの人が必要となります。
会員の皆さんも、多くの友人を誘ってこの活動にふるって参加していただきたくお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。

次回以降は、当ブログや協会HPでご案内申し上げます。

NPO法人 日本ストレッチング協会
理事長 長畑 芳仁