今日も マジャパヒト号は片付け作業

 

エンジンを手入れして 余った燃料を降ろし セイルを干して

プロペラを取り外します



トウル君はふて腐れて以来手伝いにきてくれませんが
 

イスラム神学校の男子生徒が大勢手伝いに来てくれます


海洋冒険家見習いの航海日誌



彼らは年頃の男の子なので規則の厳しい全寮制の学校の中よりも 船の仕事を手伝っている方が楽しいみたいですね


仕事を手伝ってもらうと いつも僕が煙草をこっそり上げるので 今では毎日 8人程集まってくるようになりました


海洋冒険家見習いの航海日誌


彼らは夜は率先して船に泊まりたがり

みんなで船でゴロ寝しながら 好きな女の子話したり 歌を歌ったり 修学旅行にたいなのりになってます


世界各国 男の子心はどこも一緒ですね 
 

それでもさすがに神学校の生徒達 しつけがきちんとされているので仕事となったら本当によく動きます 

そしてみんなとっても勉強熱心


毎日僕が日本語を教えているので


「オハヨウゴザイマス! ハイッ !」



「これできるか?」
 

「デキルゾ!」

 

「見て見て あの娘可愛くない?」
 

「オオ!カワイイゾ!」 


「イチ!ニィ!サン!ヨン!ゴッ! ドク! ダナッ!」 

くらいは喋れるようになってきました


将来有望ですね





そんな彼らに 山本船長が命名

 
「サポカン海洋少年団」



山本船長もスペカン海洋少年団の働きには目をみはるものがあったようで


「来年の航海には海洋少年団の中から だれか船に乗せてやりたいなぁ。」

なんて言い出すようになりました


海洋冒険家見習いの航海日誌



もしかしたら来年 スペカン海洋少年団の中から世界に羽ばたく若者がでるかもしれないですね



海洋冒険家見習いの航海日誌

スペカン海洋少年団