特別区経験者採用試験の模擬面接や面接相談の真最中です。
毎年のことですが、志望理由の述べ方で苦労している人が多いです。
面接試験で志望理由の述べ方は大変重要なポイントになります。
面接官が知りたいのは、みなさんの「本気度」「熱意」です。
自分の話し方で十分にそれが伝わるのか、自信のない方が大半です。
大学生が話すような志望理由では説得力がありません。
大学生とは違い、みなさんは立派なお仕事をお持ちなので、
面接官が聴きたいのは、「なぜ今の仕事を辞めてまでやる必要があるのか?」
という点です。
ですから、公務員の仕事の魅力を一般論として述べても納得してもらえません。
第1に、今の仕事を辞めて転職したい理由
第2に、転職先として公務員とりわけ特別区を選んだ理由
を、なるべく正直に、かつ面接官が納得できるかたちで述べてください。
第1のところで、今の会社の将来性や待遇面の不満など、
自己都合を述べても構いません。
しかしそれだけでは熱意のアピールにならないので、
第2のところで、いかに自分が本気であるのかを、
自分の経験等を踏まえて具体的に述べてください。
「民間のような利益追求ではなく社会全体の利益に貢献したい」
「民間のような狭いサービスよりも仕事の幅を広げたい」
いずれも良く聞く理由ですが、これだけでは不十分です。
自分の経験に即してより具体的に説明してください。
さらに、志望理由ともつながる「やりたい仕事」の内容も、
学生ではないのですから、ただの興味本位ではなく、
ご自分の職務経験、生活経験等から述べてください。
このあたりの準備がまだまだ不十分だと思われる方は、
喜治塾の個別指導をぜひご利用下さい。
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