ポイント3:政策の羅列にならないように、構成をしっかり

課題式論文は知識を問う試験ではなく、問題解決能力を問う試験です。
政策を羅列しただけだと知識を披露しただけになってしまい、
論理的思考力や問題解決能力をアピールできません。
逆を言えば、考えている姿勢さえ示せれば、政策をたくさん並べても構いません。
では、考えている姿勢が出ているか否かはどこで分かるのでしょうか。

まずは政策が整理されているかどうかです。
きちんと項目分けがなされ、しかもその項目分けが合理的であることです。
項目分けの基準としては以下のような分類が使えます。

・マクロな政策とミクロな政策
・ハード面の政策とソフト面の政策
・事前の対策と事後の対策
・短期的な政策と長期的な政策
・行政が単独で取り組む政策と住民等と協働で取り組む政策
・優先順位が高い順に並べる
・時系列で並べる

例えば、
「まずは、ハード面の対策を考える。」
「次に、ソフト面の対策を考える。」
といった大項目を立てます。

次に、いきなり政策を出すのではなく、プロセスを踏まえて政策が出されていることです。
なぜその政策が課題の解決に効果的なのか、根拠が述べられていなければ論理的とは言えません。そのためにも政策を導き出すプロセス(原因分析)を踏まえて論じます。

<答案の書き方の例>
第1に、××という取組が必要となる。
なぜなら、…(背景分析)…。具体的には、…(具体的政策を2~3呈示)。
第2に、△△という取組が必要となる。
なぜなら、…(背景分析)…。具体的には、…(具体的政策を2~3呈示)。

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特別区の行政課題論文は、「特別区における行政課題」について解決策を論じさせるものです。
ですから、どんなテーマであれ、なるべく特別区を意識して、その実情に即した論じ方をしなければなりません。

たとえば、環境問題がテーマとなったとき、特別区ではとりわけ何が大きな問題かを考えます。
都市ならではのヒートアイランド現象や、利便性・快適性を追求することから来るエネルギーの浪費、人口過密によるゴミ問題や、車が多いことによる大気汚染などが浮かぶでしょう。
災害対策ならどうでしょうか。これも東京ならではの帰宅困難者対策や、人口が多いことによるライフラインや避難場所の確保、交通の混乱を防ぐ方法、病院の受け入れ体制の確保、独居老人や一人暮らしの女性など災害弱者の救援方法などが思い当たるはずです。

では、「地域社会の活性化」「住民との協働」を論じる場合はどうでしょうか。
これは少し難しいかもしれません。
区にもよりますが、地方に比べて概して住民同士のつながりが薄いのが東京の特徴です。
とすれば、隣の人の顔も名も知らない状況下で、「地域社会の活性化」や「住民との協働」を実現することはいかに困難かという現状をまず認識する必要があります。

「自治会でお祭りなどのイベントを盛んにすればよい」とか「自治会を中心に話し合いを進めるべき」などと当然のごとくに書いてしまうと、特別区の実情からずれた答案になってしまいます。
自由で個人主義的な生き方をよしとする都市の若い世代が自治会活動に参加するとは考えにくい。
そこで、SNSサービスを活用したネット上でのつながりづくりや、専門分野に特化した趣味のサークルやNPO活動の振興など、新たな手法が考えられなければなりません。
「まちづくり」が聞かれた場合も同じです。どの自治体にもあてはまるようなまちづくりの一般論を述べても出題意図に応えたことにはなりません。自分なりの視点で特別区ならではの問題点は何なのかを考えながら論述しましょう。

別な観点では、国や都、民間企業との役割分担についても考えなければなりません。
答案を読むと、国にしかできない法改正を論じていたり、民間がやるべき事を区の取り組みとして論じている場合がよくあります。
とりわけ問題文に「特別区職員として」と明記されている場合には注意が必要です。
市区町村と都道府県、国の仕事の違いを確認しておきましょう。

以上をまとめると、大都市で、なおかつ基礎的自治体であるという特別区の特性を踏まえ、取り組みを論じることです。

「特別区に強い」喜治塾では、以上の観点から、特別区対策に特化した対策講義を行い、特別区にマッチした答案例を配布しています。
下記動画をご覧になり、ぜひご利用下さい。


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特別区の行政課題式論文について、
直前期に確認しておきたいポイントをシリーズで講義します。

ポイント1:出題意図をとらえる

下記は昨年の問題文です。
この問題文、何がテーマで、どこに着眼すべきでしょうか。
読みながら線を引くのはどこですか?

「人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ず
しも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくいという現実に直面
しています。誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上
の責任を果たす一方で、子育て、介護の時間や、家庭、地域、自
己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができる
よう仕事と生活の調和が求められています。
このような現況を踏まえ、ワークライフバランスの実現に向け、
特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを
論じなさい。」

本番では下記のように加工します。

人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ず
しも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくいという現実に直面
しています。誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上
の責任を果たす一方で、(子育て、介護の時間や、家庭、地域、自
己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができる
よう)仕事と生活の調和が求められています。
このような現況を踏まえ、ワークライフバランスの実現に向け、
特別区の職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを
論じなさい。

本問は「ワークライフバランス」がテーマであって、子育て、介護などは「ライフ」の一例として述べてあるにすぎません。ですから「子育て」以降は惑わされぬよう()に入れてしまいます。

にもかかわらず、某予備校がyoutubeにアップしている動画では「子育てと仕事の両立」を論じればよいという解説がなされていて唖然としました。

本問は、ワークライフバランスを実現するにはどうすれば良いのかを正面から問う問題ですから、働きながら子育てするために保育所が必要である、などという論を展開すると出題意図から外れてしまいます。

特別区の問題は問題文が長いのが特徴です。
うっかりすると、何がテーマなのかを拾えずに失敗します。
「テーマ」と、それをかみ砕いて説明している「例」の部分とを区別することが大切です。


以下の問題は2年前の本試験問題です。
同じようによく読んで、何を書くべきか考えてみてください。

「東京都では、2020年頃を境に人口が減少に転じることが予測されています。一方、現在すでに20%を超えている高齢化率は、今後も更に上昇を続けることが見込まれています。特別区が、これまで経験をしたことのない人口減少社会、高齢社会を迎える中で、暮らしやすい地域とはどのようなものかを述べた上で、それをどのように実現していくか、あなたの考えを論じなさい。」

先ほどの問題よりもテーマを読み解くのは難しいです。
この問題は一般には「高齢化」について出題された問題とされています。
しかし、それでよいでしょうか。
線を引いてみます。

「東京都では、2020年頃を境に人口が減少に転じることが予測されています。一方、現在すでに20%を超えている高齢化率は、今後も更に上昇を続けることが見込まれています。特別区が、これまで経験をしたことのない人口減少社会高齢社会を迎える中で、暮らしやすい地域とはどのようなものかを述べた上で、それをどのように実現していくか、あなたの考えを論じなさい。」


「高齢化」というキーワードよりも先に、「人口減少」というキーワードが出てきています。
つまり「少子高齢化」がテーマとなっていますから、「高齢化対策」だけ論じるのでは出題意図に答えたことになりません。
高齢化社会への対策=人口減少社会への対策ではありません。
たとえば、高齢者プロパーの対策として「バリアフリーのまちづくり」や「独居老人宅への見回り」などを書いても、「人口減少社会における暮らしやすい地域」という文脈にはなじまない感じがしませんか?
これに対して、「コンパクトシティ」は「人口減少社会における暮らしやすい地域」という文脈に十分なじみます。また、人口減少=地域の活力低下という側面から、「高齢者の社会参加の促進」を論じることも十分題意に応えています。

題意の本質に迫ってみましょう。

人口減少社会は少子高齢化によりもたらされます。
それは言い換えると、税収の確保が困難な低成長社会、それゆえ行政サービスの低下が懸念される社会とも言えます。
また、人口減少=労働面でも地域活動面でも担い手が不足し、活力が低下しがちな社会と言えます。このような問題点に対応するためにどのような地域づくりをすべきかというのが本問の眼目です。

長い問題文から出題意図をとらえるには、読解力が大切です。
常に全体を読んで問題文のテーマをとらえてください。
一部のキーワードにだけ飛びついてしまいがちなのは、不注意というよりも、
「自分が用意しておいた答案例をなるべくそのまま使いたい」という受験生心理の表れだと思います。出意図を外す一番の原因になるので、くれぐれも注意しましょう。

さて、特別区論文直前予想講座のご案内です。
この講座では出題予想だけではなく、「論文の型」を教えます。
どうぞご覧になって下さい。


特別区まであと1か月!
最後の追い込みで点の上乗せを一番狙えるのが専門科目です。
とりわけ特別区の場合、単純知識問題が多いため、
一夜漬けならぬ1か月漬けの暗記学習で、起死回生が可能です。
そこで、専門科目の直前学習法をアドバイスします。

1 模試や演習、過去問の総復習

復習では、「弱点ノート」や「暗記手帳」をつくり、
間違えた問題の知識を「簡潔に」書き出すようにして下さい。
ポイントは「簡潔に」。
詳しすぎると作成するのに時間もかかるし読むのにも時間がかかる。
何度も繰り返し確認する、直前にも確認するには、簡潔さが一番大切です。

2 基本テキストの総復習

ここでも、忘れていたもの、覚えていなかったものについては、暗記手帳に転記。
あるいは、赤くて太いマーカー(消えるやつ)で思い切り目立つように○を付けておきます。
ポイントは消えるマーカーを使うこと。
そうすれば、試験1週間前に見直して、覚えていたら消すこともできます。
丸ごと覚えたい図表などはスマホで撮影して持ち歩く。
そうすれば電車でも寝床でも確認できますね。

3 記憶・反復・確認

暗記手帳に書いたことは毎日(とくに就寝直前と起床直後)見直し、
声に出して読む、スマホに録音して歩きながら聞く、などして、
日々確認しましょう。手帳をつくっただけで安心してはだめです。

4 新たな知識の仕込みは直前1週間前まで

直前1週間は、全科目の総復習期間です。
ですから、これまでにすべての範囲の勉強を終わらせておく必要があります。
まだ新しい知識を仕込んでいるようだったら、勉強計画を見直して、
本試験1週間前までには終わらせるようにしてください。
経営学や社会学、財政学なども総復習を終わらせておいてください。

5 直前1週間は優先順位に従って復習する

直前1週間で全範囲を回すのはきつい。
無駄なことはしていられない。
昨年出題された分野は今年は出ないので、今年出そうな分野から優先的に復習していく。
そのためには、今のうちからある程度のヤマ張りをしておくことが必要です。
ヤマ張りをする時間がもったいない人、自分でやる自信がない人は、
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あと1か月を全力で駆け抜けろ!
特別区まであと1か月!
この時期、一番気になるのは専門科目と教養論文でしょう。

専門科目は量が多くてあと1か月で間に合う気がしない。
教養論文が大切なのは分かっているけれど、答案を書いている時間がない。

こういう方向けの直前講座を5月に集中して実施します。

まず、専門科目のうち法律系・行政系は、
大胆なヤマ当ててで出題分野は相当絞り込めます。
膨大な範囲に溺れることなく、残り1か月、優先順位を間違えずに回せます。

ヤマ当ては受験生個人でもある程度はできますが、失敗することがあります。
たとえば先日、特別区志望のある塾生が賃貸借の質問に来ていたのですが、
占有権の基礎知識がそっくり落ちていたため過去問を解けませんでした。
本人曰く「占有権は昨年出たので今年は出ないから見直していませんでした」

これではまずいです!
民法はさまざまな知識が相互に結びつきあっている科目なので、
占有権と時効のようにあらゆる分野に顔を出す知識もあるからです。

本講義では、長年の受験指導をもとに、
最後の1か月で見落としてはいけないポイントを教えます。
もちろんヤマ当ても過去問を10年分以上分析して絞り込むので、
毎年必ず当てています!

今後の講座概要は下記の通りです。

5/3(火)16:00~20:15 「法律系科目出題予想講座」 ○受講料 12,000円(塾生は半額)
→「憲法」「行政法」「民法」の今年の出題予想分野を指摘、ポイントを解説します。

5/13(金)18:30~20:30 「行政系科目出題予想講座」 ○受講料 8,000円(塾生は半額)
→出題される学者の学説を総ざらい。学説問題はこの講座で取れます。もちろん、今年のヤマ当てもやります。

ご予約は03-3367-0191までお電話ください。

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さて、専門科目より難しいのは論文のヤマ当てです。
こちらは専門のように周期的に出題が繰り返される訳でもなく、
受験生個人の手にはなかなか負えないでしょう。
予備校各社の直前模試も、必ずしも当たっているとは言えない状況です。

そんな中、特別区に強い喜治塾が今年は総力を結集して直前ヤマ当て講座を企画中です。
「この3問でOK!」という究極の問題と答案例を頒布します。
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本気で特別区に受かりたい方はぜひ受講してください!
横浜市のエントリーが先週から始まっています。詳しくはこちら
最近、塾生さんでもエントリーシートを持ってくる人が出てきました。
締め切りは5月12日午前10時です。

横浜市のエントリーシートについて記入のポイントを説明します。
他の市役所等を受ける方も参考になると思うのでお読み下さい。

1 総論

記入欄が狭くて大変ですね。
この少ない分量でいかに自分を出し人と差別化できるかがポイントです。
「他人でも書けるような事は書かない」のが鉄則です。

エントリーシートは基本的にすべての欄が自己アピールです。
「これは相手の知りたい情報か?自分を伝えている内容か?」というふうに相手の視点に立って考えれば、自分が書くべき内容は自ずと見つかるはずです。
また、言葉には熱意がこもっていなければならないので、ぶっきらぼうな書き方をしないで下さい。
エントリーシートは原則「ですます調」でていねいに書きましょう。
セールスポイントなど欄が狭いからという理由でとりあえず単語だけ並べておくというのは考えものです。
ただ、注意書きに「簡潔に書いてください」とあるので、長々と書くのは逆効果です。
項目ごとに見ていきましょう。

2 志望理由以外の項目

セールスポイント、改善したいところ、ゼミ研究課題・得意な科目・得意分野など、趣味・特技は、いずれも同じ大きさで2行書けるようになっています。30字程度が限度でしょう。
注意書きに「簡潔に入力してください(複数可)」とあるので、くどくどと書かないように注意が必要です。

「セールスポイントは」、この中では最も重要な欄なので、よく考えて工夫しましょう。
たとえば、「性格が明るい」とだけ書くよりは、
「『太陽のような人』と人から言われるような、明るくおおらかな性格です。」(32文字)
のほうが印象がよいですよね。
自分の良さを分かってもらうにはどういう表現を使ったら良いか、よく考えて下さい。
これが難しければ、自分のアピールポイントを2つ挙げるというのでも良いです。
2つ列挙する場合には違った性質のものを挙げましょう。
たとえば、「だれとでもうち解けられること」「研究熱心なところ」というように。

「改善したいところ」は1つだけ書くことです。
マイナスイメージを植え付けないように慎重に言葉を選んでください。
改善のために心がけていることを添えても良いです。

「ゼミ研究課題・得意な科目・得意分野など」、「趣味・特技」は、たくさんある人は列挙して構いません。多様な興味や関心を持つことは良いことです。「趣味・特技」は文化系に偏らずにスポーツも入っていた方がベターです。

「今まで力を入れて取り組んできたこと」は、注意書きに「150 字以内で具体的に入力してください(箇条書きでも可)」とあります。
「具体的に」とあるので、箇条書きにする場合でも2つが限度でしょう。
2行ずつ並列して書くのでも良いですが、中心ネタ1つを詳しめに3行で書き、残りの1行でもうひとつ紹介するのでも良いでしょう。

3 志望理由の書き方の基本

「志望理由」は一番難しいところです。

面接本に出ているような雛型に当てはめてさらりと書くこともできるのですが、
それでは他人と同じになってしまい、自分の個性をアピールできません。
「横浜はわが国最大の政令市で観光資源にも恵まれ、…」などという常套句を2行も3行も書かないように気をつけてください。
これは無益的記載事項といって、何の得点にもならない内容です。
横浜のどこに個人的に惹かれ、何をやりたいのか、どんな職員になりたいのかを、
客観的にではなく自分の視点でアピールして下さい。
とりわけ、生産者の視点で「どう貢献できるのか」を伝えられればベストです。
また、面接の時に「それは東京でもできるではないか」という突っ込みもかわせるように意識してください

横浜市職員としての明確なビジョンを打ち出し、しかも「力を入れたこと」に連動するストーリーができれば、面接官の印象に残りやすく説得力も出てきます。

私の所に相談にこられた場合は、一緒になってストーリーを探します。
本人に次々とインタビューしながら、
自分の中で明確にされていないヴィジョンや個性を引き出すのが私の務めです。

ただ、実際のところ、そんなに一貫したストーリーや明確なビジョンを持って横浜市職員を志望している受験生はほとんどいません。そこを偽装しようとするから苦しくなる。
ペン先のごまかしで偽装できたとしても、面接で化けの皮がはがれるリスクがあります。

そのような場合には志望動機欄では無理をしないでください。
この欄の印象が薄くても、次の「力を入れたこと」でアピール度が高ければ合格できます。
志望動機はみんなそれほど大したことは書いていませんよ。

夜遅くまで頭を悩ませているとマイナス思考に陥り「自分はいい加減で公務員になる資格がない」などと自己否定してしまいがちです。
自己分析でいちばん怖い罠がこれです。
自分の良いところを発見しようというときに自己否定してしまっては元も子もありません。
だから一人でやらずにアドバイスを受けることが大切です。

4 志望理由をスムーズに書くためのテクニック

まず、志望動機欄と別に「やりたい仕事」という欄がないので、
志望動機の中に具体的にやりたい仕事を盛り込むのが1つの手です。
ここでは、「横浜の住みよい町づくりに貢献したい」と抽象的に書くのではく、
「私の強みである○○を生かし、××といった分野で町づくりに貢献したい」
と書いた方が差別化できるし自分を打ち出せます。

ただ、ミクロで具体的な話だけを書くと、面接官に興味を持たれなかった時に後悔します。
市役所の仕事は幅広いですから、なるべく含みを持たせて書く。
マクロな仕事から入り、ミクロな政策へとつなげるのが良いです。
たとえば、「まちづくり→とりわけバリアフリー」、「教育→とりわけ国際理解教育」、
「産業振興→とりわけ観光」、「都市の魅力創出→とりわけ文化の創造発信」という流れです。
いきなり後の方だけ書くのは危険です。

また、「横浜市の志望理由」で4行を埋めるのがきつい場合には、
前半2行を「公務員(ないし自治体職員)の志望理由」にして、
後半2行で「とりわけ横浜市は…」というかたちで書くのも手です。

表現面では、力が入るあまり第三者から見て不自然な文章になることもあるので要注意です。
「わかりやすいシンプルな文章」を心がけてください。

エントリーシートは点数化されるものでないとはいえ、いい加減に書くと面接の時に後悔します。
だからといって何日もつぶしているようでは勉強に差し支えるので、
バランス感覚を大切にして取り組んでください。

欄をすべて埋めたら、通読して自分という人間が伝わっているかチェックしましょう。
できれば複数の人に見せて感想を聞いてください。

喜治塾では、塾生さんは何度でも無料でチェックするので持ってきてください。
外部生の方は、有料で個別指導します。詳しくはこちら


直前模試の結果が戻ってくる時期になりました。

受験生は当然、合否判定に一喜一憂するでしょうが、
模試の成績と合否とは、公務員試験では、それほど関係ありません。
各社の模試を受けた塾生の過去5年分のデータを調べても、
C,D評価でも受かっている人は大勢います。
公務員模試は、高校や大学入試の模試に比べ、問題もデータも見劣りします。
だからアテにならないと思ってください。
むしろ過去問を丸々使って自宅でやる「過去問模試」の方が参考になると思います。

そうは言っても、受けたからにはきちんと知識の復習や弱点分析をやってください。
成績表には正答率も出ているので、
他の受験生はできているのに自分はできていない弱点分野を知ることができます。
むこう1か月あまりで、どこに力を入れるべきか、勉強計画を見直すうえでも、
成績表をきちんと分析すべきです。

塾では校内模試や論文演習を毎週のようにやっていますが、
成績表や答案を取りに来ない人がいます。
本試験と同様、机に向かって数時間格闘した結果なのに、
答案や成績表を受け取りに来ないのは受験生として不誠実です。
論文答案にはいろいろとアドバイスを書き込んであるので、
これをもとに必ず書き直しをしてください。
失敗した試験は次の成功へとつながる宝の山だと思ってください。

評価が低くてもいい。
プライドなんて捨てなさい。
自分の弱さに向き合うことができなければ、
合格を勝ち取ることもできないよ。

あと1か月ちょっと、頑張ろう!


先日、産経公務員模擬テストを塾で実施しました。
論文問題は、次のテーマでした。何を書くか、考えてみてください。

「循環型社会について、あなたの考えを述べなさい。」

さて、受験者の答案を読んで驚きました。
半分以上の人が、「循環型社会」という言葉を知らなかったようです。
環境問題について論じることをせずに、
労働問題や高齢化、外国人問題などを論じる答案が続出しました。

常識が欠落している受験生が多いです。
昨年の本試験問題でも、「指定管理者制度」を知らなかった受験生がいましたが、
ある意味それ以上の常識不足です。
このままだと、論文で大ミスを犯してしまうおそれがあります。

そんな人にお勧めしたい講座が、
特別区課題式論文直前予想講座です。

特別区の試験で出題される可能性のある25テーマについて、
レジュメを配布して詳しく解説します。
もちろん、循環型社会も指定管理者制度も入っています。
これだけのテーマを潰しておけば、
本試験で「知らない問題が出た!」と慌てずに済みます。

29日、5月8日は、実践演習として予想問題を書いてもらいます。
解説講義、答案添削もついています。

論文に自信のない人はもちろん、論文を得点源にしたい人も、
ぜひ受講してください。

<日程> ※DVDフォローあり。遅れて出した答案も添削します。

①4/23(土)10:00~13:00(講義)
②4/29(金)17:00~20:00(演習+講義)
③5/8(日)14:00~17:00(演習+講義)

<受講料> 一般価格45,000円、塾生価格18,000円

<お問い合わせ> 喜治塾 03-3367-0191

上記講座は終了しました。
下記の講座をご利用ください。



つい最近出版されたこの本もお薦めです。

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