<ボランティアツアーの感想文> H・S


今回行かせていただいたボランティアの内容は、住宅の土台しか残ってない場所に落ちていたり埋まっている瓦礫や燃えるごみの仕分け作業でした。

まず落ちている瓦礫の多さに驚きました。どこから拾えばいいのかと思うほど辺り一面にたくさんのものが落ちていました。


そしてさらに驚いたのは土を掘れば掘るほど、屋根の上にあったであろう瓦や電気コード、数学の教科書など、震災前にここで生活をしていた人がいるということが生々しく感じられるものが埋まっていたことです。


公務員試験応援ブログ by 喜治塾・五十嵐-作業風景1



行く前から覚悟はしていたものの、個人的にはこのことが正直一番堪えました。
亡くなった方がたくさんいる場所での作業だということを改めて感じ、できる限り心を込めて新しく生活をスタートさせる方たちのためにキレイにして帰ろうと思いました。


炎天下の作業だったこともあって体力的に少しきついなと感じることもありましたが、
いま思えば実際に被災地にいったことで気づかないうちに精神的にも負担がかかっていたかもしれません。
想像をしていたよりとても疲れてしまいました。