けんちん汁といえば、建長寺発祥の精進料理として知られています。
お坊さんが間違ってくずしてしまった豆腐が
けんちん汁誕生のきっかけという説にあやかって、
今回は、わざとくずしたお豆腐を入れてみました。
材料です。
今回は、木綿豆腐、ごぼう、にんじん、里芋、だいこん、
椎茸だしをとっただしがらの、戻し椎茸を使いました。
この他、昆布だし、椎茸だし、しょうゆ、塩、酒、
白菜、いんげんを使っています。
具材をそれぞれ、切っておきます。
ごぼうは、ささがきにして酢水につけたものを、水をきってから使います。
昆布だし８００cc、椎茸だし１００cc、しょうゆ３５cc、酒１５ccを
煮立たせ、よくアクをとります。
木綿豆腐は、重石をして水を切ります。
ボールにいれ、手でくずして、塩を少々振っておきます。
それをフライパンで煎って、ポロポロにします。
あまり細かくしすぎないように注意します。
具をごま油で、焦げないように炒めます。
しんなりしたら、煎った木綿豆腐をあわせます。
汁とあわせ、具がやわらかくなるまで、煮ます。
最後に白菜を加えました。
さっと塩茹でしたいんげんをかざって、『けんちん汁』の完成です。
いつもみそ汁ばかりですが、しょうゆ味のお椀もいいですね！
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