「少林サッカー」 (香港、2001年) | 無節操ニンゲンのきまま生活

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金曜日に5回目の鑑賞!

私、金曜日が誕生日だったんですが、

誕生日に「少林サッカー」って何てすてきなプレゼント!と勝手に思い込み^-^

監督、出演、脚本チャウ・シンチー

その他ン・マンタ、ヴィッキー・チャオ



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


昔、“黄金の右足”をハンの陰謀によって不自由にしたコーチ・ファン。

ハンはいまやサッカー界のドンとして権勢をふるっていた。

そんなある日、ファンは街でシンという青年に出会う。

シンは貧乏だったが、人々に秘技「鉄の脚」によって少林拳を広めようとしていた。

ファンはシンの超人的な脚力を見て、

彼にサッカーを教え込んでハンを見返そうとするが・・・

というお話。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



この1年でチャウ・シンチーものを10本以上見た私が断言。

(何様だというツッコミはなしよ♪)


「少林サッカー」は完成度が抜群に高い最高傑作のおバカ映画です!!!



なんだろう、このおもしろさ。

なんだろう、このメリハリ。

そしてこの切なさにこの爽快感。この感動!


ストレートにばんばん投げ込んできたかと思うと、

緩い球をふわーっと投げてくるし、

緩い球に慣れてくるといきなり切れ味鋭い変化球でズバッと攻め込んでくるような、

そんな展開なんです。


キャラも無駄なし、展開も中だるみなし、

爆発的なおもしろさを呼び込む絶妙な間。

(長兄なんて、あのキャラだけで若干反則です(笑))

どこをとっても文句のつけようがないほど洗練されていて

それでいて熱さほとばしる映画です。



兄弟弟子たちのちぐはぐで情けない姿やサッカーでの興奮、

恋のお相手・ムイとのエピソードにスニーカー話の使い方、など

お気に入りのシーンを思い出しても多すぎて数え切れません。

その中であえて1つを選ぶとすれば、ムイが試合に出場する場面!

危機感でドキドキしながら見ているところに、気が抜けるシーン投入ですからね♪

そしてこの感情の起伏が大きいからこそ、

この後の感動シーンにつながっていったんだと思います。


この先また繰り返し見たとしても、

新たなおもしろさを絶対に発見できそうです。

明らかにほかのチャウ・シンチーものとレベルが違いますわな~

絶対オススメです!