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言わずと知れた、チャップリンの代表作の1つですね~。
監督・脚本・主演はチャールズ・チャップリン。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
工場で働くチャーリーは、すべて機械で制御されている作業室内で
スパナを両手にもって、次々と送られてくるベルトコンベアーの部品にネジを締めていた。
ところが絶え間なく運ばれてくる部品を見ている内に、段々彼の頭がおかしくなっていき・・・
というお話。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
今更ながらに全編通しては初めて見たんですが、
70年以上も前の作品なのに最後までスクリーンに目が釘付け!
チャップリンの実に器用でおちゃめな動きは止まることを知らず、
次に何を引き起こすかわからないスリル感で見ちゃうんですよねー。
機械の同じことの繰り返しで感覚がだんだん麻痺し、
神経までやられてしまう危険性をいち早く感じたチャップリンが
説教くさいメッセージを一切廃して、
実におもしろおかしく頭がおかしくなる様を演じています。
太っちょのおばさんがちょうど胸の位置にでっかいボタンがあるコートを着ての登場場面は、
ぶぶーっと噴出しちゃいました。
中盤の甘い甘い恋物語は、かなり照れくさくて正視できなかったんですがね(笑)
終盤のクラブでの歌とダンスのシーンは感動。
チャップリンの才能が存分にスクリーンに溢れます。
前半の、現代社会を痛烈に皮肉った痛快さは
後半になるにつれて急激にしぼんでしまうというか、
形を全く変えてしまったと言ったほうがいいかな、そこが残念ではあったんですが
戦前の作品としては驚くべき出来栄えでしょうね。
長年にわたって笑いをとれる内容を作ったこの映画は驚嘆に値します。
近いうちにチャップリンの別作品を見てみます^-^