- グッドフェローズ
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マーティン・スコセッシ監督のマフィア映画です。
監督は「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ監督、
出演はレイ・リオッタ、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
少年時代からギャングに憧れていたヘンリー(レイ・リオッタ)は、
下っ端からどんどん力をつけていく。
大きな仕事を任されるようになり、
銃、麻薬、殺人や死体遺棄まで請け負うことになるが・・・というお話。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
最初から最後までマフィアの話です^-^;;
ロバート・デ・ニーロが主役かと思いきや、脇役だったー。
彼はどっからどう見てもマフィアにしか見えませんな~。
この作品は悪の世界に生きた男が、
自分が生き抜くために「グッドフェローズ(良い仲間たち)」を裏切るまでの半生記のようなお話です。
悪の道では仁義もあるけど、大部分を占めるのは支配欲。
誰が仲間で誰が敵か、
出し抜くのか出し抜かれるのか、
まったく気が休まることのない世界なんだなーと、改めて思いました。
外から見ると憧れる部分も確かにあるかもしれないけど、
いざその世界に入ってみると、なかなか大変な世界です。
脇役で光ったのは、今作ではデ・ニーロよりも、ジョー・ペシかな。
普段は人当たりがいいけど、キレやすくて冷酷なキャラクターがばっちりハマっていました。
「ホーム・アローン」などでの憎めない役しか見たことがなかったけど、
最後のほうになるとマフィアでもまったく違和感なく見れました。
主役のレイ・リオッタは良かったけど、
このヘンリーという役自体が、性格がはっきりつかめませんでした。
大胆かと思えば繊細だったり、
最悪の事態を回避したいのかと思ったら何の感情ももたずに殺しを見ていたり、
挙句の果てには、自分の命惜しさに仲間を売りましたからね!
マフィアの世界で仲間を売ったら、国内どこにいても安全じゃない気がするのですが・・・。
それにしても悪の道は歯止めがきかないんだな~。
最初は良家のお嬢様だった妻のカレンの変わりようを見れば
そのことがよーくわかります。
マフィア映画なので誰にも共感はできないんですが、
かっこいい映画ではありましたです、はい。
ボスたちは決断力が必要ですが、
下っ端は下っ端でだれと組むかをよく考えないと生き抜けないんですね~。