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ほんとしつこくてすみません、チャウ・シンチーもの(笑)
1991年の作品ですから、かなり前の作品ですね。
監督は私の中ではおなじみバリー・ウォン監督、
出演は「少林サッカー」のチャウ・シンチー、おなじくン・マンタ、
そしてなんとなんと、アンディ・ラウ!!
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
世界一「イケてる」詐欺師のジン(シンチー)は、
ある人物の依頼を受けて、大会社に勤めている親子(ン・マンタ、アンディ・ラウ)の家に
息子を名乗ってもぐりこんだ。
息子は会社社長の娘と付き合っていたが、
その仲を裂こうとジンはあの手この手をうつ・・・というお話。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
これは大笑いしてしまったくらいおもしろかった!
私の見たチャウ・シンチーものでは、「少林サッカー」「食神」に継ぐ傑作ですよ♪
いきなりチャウ・シンチーのトリックの数々とあくどい詐欺師っぷりで軽いジャブ。
そのうち場面が変わって、突如アンディ・ラウが出てきたところであまりの驚きにのけぞり、
ン・マンタの体芸で大笑いモード発動!
今回の小ネタはかなり大掛かりで、
チャウ・シンチーが「I'm naked」と書かれたボディースーツを着てクラブに行ったり、
親子3人が京劇ごっこをしながら会話したり、
急にミュージカルを始めたり、と突飛な展開がツボにはまりました。
予想に反したことをされると、視覚的にインパクト大ですからね。
「見て楽しむ」という基本に忠実なネタばかりで、シンプルに笑えます。
特にアンディ・ラウの「どうにも止まらない」薬を飲まされた場面は抱腹絶倒!
女性にムラムラ来ちゃう薬なんだけど、
思わず女性に手を伸ばしそうになってあわてて足を絡ませて必死に止めたり
キスしたくなって唇が女性に向かって曲がり始めたり、と
アンディ・ラウの普段のかっこよさからは想像できない演技ばかりでした。
チャウ・シンチーとキスしちゃうし、「よくぞやった!」とほめたくなるほどの熱演ぶりでした。
話の展開も、
だまそうとして近づいた詐欺師が、人のいい親子の真心に触れて改心する・・・という
ちょっとほろっと来るような話で、筋が通っているので大変見やすかったです。
後半はアンディ・ラウのアクションシーンというお得なおまけがついていましたが、
ン・マンタとチャウ・シンチーの女装姿が見れるおいうおまけまでついています(笑)
そして最後の一騎打ち!という場面で出てくる、
へんてこりんなトリック道具の数々(笑)
あまりのくだらなさに、力が抜けましたよ~。
そして戦いが終わったあとに登場する詐欺師の母と出生の秘密。
最後まで気を抜かせてはくれない、おもしろ過ぎな展開とネタでした。
チャウ・シンチーファンなら、ぜひ一度チェックしてみて!
今じゃ完全に畑違いのチャウ・シンチーとアンディ・ラウの2ショットだけでも
一見の価値ありかも ̄ー ̄