初日の初回に見てきました!
昨日1作目がテレビで放映されていましたね。
監督・出演はみんな前作からの続投で
山崎貴監督、出演は吉岡秀隆、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、堀北真希。
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前作から数ヶ月後、鈴木オートの元には一平のはとこのミカが預けられることに。
お嬢様のミカはさまざまなわがままを言い始める。
一方お向かいの茶川家では、淳之介の実父が再び息子を取り戻しにやってくる。
そんな中、姿を消したはずのヒロミ(小雪)の居所がつかめ、
茶川(吉岡秀隆)は鈴木(堤真一)に連れられてストリップ劇場に行くのだが・・・というお話。
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【ネタばれなし】
最初に一言言っておきます。
再びすてきな映画をありがとう!!!
続編というと、どうしても前作と比べられてしまい、
それを超えたものを作ろうとして返って失敗、というパターンが多い中、
ましてやあれだけ大ヒットした映画の続編で
相当な期待にこたえなきゃならない状況ですが
そんな中でよくあそこまで前作の水準を保てたなあと感心しました。
話の大きさからすると
前作は中くらいの話が何本か並行して進む展開だったけど
今回はメインがとにかく茶川とヒロミの恋の行方で
それに小ネタがパッパ、という程度。
だから2時間半近い上映時間の前半は、
どんな話か説明が難しい(笑)
話の1つ1つが短くて簡潔に終わっちゃっているので
話自体は前作を超えられなかったかもしれません。
正直言って、話のいくつかは中途半端でしたし。
でも今回も、本当に存在するんじゃないかと疑うほどのVFX、
細部までこだわりつくした小道具と情景、
前作を見た人にはうれしい前作とのつながり。
そしてベーゴマや竹馬、新幹線に当時の羽田空港というサービスショット。
それに郵便屋さん、氷屋さん、ロクちゃんと一緒に集団就職に来たお友達2人など
前作の脇役さんたち。
それぞれが贅沢にスクリーンに登場し、それだけでも驚きと懐かしさと感動の連続!
まったく中だるみなく、2時間半の上映時間中一度も時間を気にすることなく見れました。
あの昭和の世界がもう一度見れただけでも、
茶川とヒロミと淳之介の新しい家族の行方を見れただけでも
この続編の意味は大いにあると思います。
後半はメインの話が中心になるのでさらに話に引き込まれ、
話の展開が完全に読めるのに涙、涙。
前作を見た人にとっては、
前作以上とまではいかないけれど、決して期待は裏切らないと思いますよ!!