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(C) 2006 BLACK DIAMONDS
9月封切りだったので、相当なロングランになってますね~
本当は封切直後に行きたかったんだけど、
試験があったので見るのあきらめてたんです。
でも大人気のおかげで試験後の11月に見ることができました♪
ちなみにうちの近くでは今でも上映されてるよー。
監督は「69-sixty nine-」の李相日監督、
出演は松雪泰子、蒼井優、しずちゃん、そして今年見るの何度目だトヨエツ。
舞台は昭和40年の福島県いわき市。
炭鉱の町として有名だったが、全国的に炭鉱が次々と閉山し、いわき市にも業務縮小の波が。
そこで炭鉱といわきの町を救うために打ち出した計画が
「常磐ハワイアンセンター」建設だった。
そこで踊るハワイアンダンスのダンサー募集に
夢を実現させるため、また家計を助けるために町の少女たちが立ち上がった・・というお話。
全体的な感想としては、いい!!オススメです!!
またまた後半は泣きっぱなしでした。
炭鉱の娘たちが一流のダンサーとして成長するまでの変化が克明に描かれているし、
肌を出して人前で踊ることに対する抵抗、家族の大反対にとまどう姿、
市民の好奇の目にさらされる恥辱感など細かく見つめられているなーと思う。
炭鉱娘はやはり蒼井優ちゃんですなー♪
優ちゃんのいわき弁がかわいいのなんのって。
最初は友人に付き合って始めたダンスだったのに
自分の人生は自分で切り拓く!という信念をもって
ダンスに臨みだしてからの成長は必見。
最後のダンスは、ダンスそのものだけで涙が出るくらいの感動もんでした。
あと松雪さんのきれいなこと・・・(/ω\)
私と1歳差なんて信じられない・・・(いろんな意味で)
彼女のタンカも男気も、見ていてすかっとするくらい切れ味鋭くてgood。
意外と照れ屋だったり、意外と涙もろかったり
前半とのギャップが大きくて、役柄の「まどか先生」その者に気持ちが入り込んでしまったよ。
彼女のタヒチアンダンスもすごーい!
激しくもあり、色っぽくもあり、情熱的なダンスを拝ませていただきました♪
あとはトヨエツが気のいい兄ちゃんで登場したり、
富司純子さんがキップのいい母ちゃんで登場したり
味のある人たちが登場して話を膨らませてくれるし、
しずちゃんは思ったよりセリフが多かったけど、しっかり女優さんしてました。
また当時の、炭鉱に暮らす人々の苦悩、地域の人びとの協力の温かさなど
色々な見所がある作品。
ハワイアンセンターは決して平坦な道を歩んできたのではないのね。
ちなみに茨城の人はよく
「暖かい所に行きたい!ハワイとか」
「常磐ハワイアンセンターけ?(笑)」
みたいな会話をしてます、実際。
私が聞いただけでも2年半で3回も聞いたよ^-^