「ALWAYS 三丁目の夕日」 (日、2005年) | 無節操ニンゲンのきまま生活

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今日が上映初日の「ALWAYS 三丁目の夕日」。

楽しみにしていたので、早速見てきましたよ!!


けっこうCMでも流れていたので、知ってる人も多いかもしれないけど、

昭和33年の東京下町が舞台のお話。

監督はCGがお得意の山崎貴監督、出演は吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子など。


いやーーーーーー!!!(>▽<)

もうううううう、期待以上でしたわ。

さっきヤフーのレビュー評価を見たら、まだ投票数は少ないものの、5点中4.9点!!


人には色んな種類の嬉しさがある。

おもしろいことを見つけたとき。

友達が出来たとき。

人の優しさに触れたとき。

大切な人がいることを感じたとき。


そして色んな種類の悲しさも。

自分の努力を踏みにじられたとき。

愛する人を失ったとき。

誰からも必要とされなくなったとき。

大切な人と一緒にいられなくなったとき。


そういう当たり前の感情が、昭和33年の人々によって掘り起こされている作品。

笑っては泣き、泣いては笑って、の繰り返しでした。


いやあ、懐かしさ満点。

私は昭和33年にはまだこの世にいないけど、

何かするたびに親に「ぱしっ」と頭をたたかれる子どもとか、

洋服にツギがある子とか、

襟首や袖口を汚くしてる子とか、

自分を含めていましたよ。

扇風機に向かって「あ゛-」と声を出してみたりとか、

駄菓子をあれこれ選んだりとか、やりましたよー。

昔はそれぞれが抱える事情を、周りのみんなが知っていて、

ちゃんと見守ってくれる。

時には大喧嘩したり悪態をついたりしながらも、

最後の最後に困ったときはお互い面倒をみてやるようなそんな関係。


今の都会なら考えられない関係。

自分の事情を干渉されるなんて、と嫌う人も多いだろうし。

それもそのはず。

興味本位でしか見ない周囲。

とにかくトラブルを避けて傍観を決め込む人たちが多いもの。

これはこれで楽なんだけど、

モノでも人間関係でも、私たちは楽な方向に逃げ込みすぎていないだろうか?

無償に自分の現状と比べてしまうことしきりでした^-^


と、昔を懐かしみながら、今の利器でブログを書く私なのであった^-^;;

ちなみに、最初のシーンで

子供たちがゴムねじ式の飛行機を飛ばして遊ぶシーンがあるんだけど、

その飛行機シーンですでに泣いていた、少しアホな私です ̄▽ ̄


あ、あと最初の方は少し酔いました^-^

きっとカメラワークが原因でしょうけど。


ちょっとでも興味があればぜひ見てください!

絶対損しませんよ! ̄ー ̄


50年後の夕日も美しければいいな。

美しく感じられる自分でいられればいいな。



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