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合戦場のしだれ桜

日本三大桜の一つ、福島県三春町にある三春滝桜。
あまりにも有名な枝垂桜ですが、その滝桜に子供や孫がいるのをご存じですか?
今回の散策は、そんな素敵な桜たちを探しに、あぶくまの桜回廊と呼ばれている場所を訪ねてみたいと思います。

二本松駅

都心から新幹線と在来線を乗り継いで、降り立ったのは福島県の二本松駅。
そこから地元の路線バスを利用して、山里深く入って行きます。
福島市や郡山市のように、大きな街ではないので、路線バスの経路もちょっと複雑。
路線バス以外にも、桜の咲く時期には花見周遊バスや観光タクシーもありますので、当日もしくは事前に観光協会に問い合わせてみるのがよいでしょう。
1人だとバスに比べて割高に感じてしまいますが、3~4人の場合は観光タクシーも悪くないです。

阿武隈川

路線バスは、二本松駅前からではなく、5分程歩いた二本松駅入口というバス停から乗車します。
小浜行というバスに乗り、向かったのは岩代支所というバス停。
途中、車窓からは阿武隈川が綺麗に見えました。

二本松市岩代地区

バスに揺られること20分程で、二本松市岩代地区に到着。
以前は独立した小さな町だったのですが、2005年に周辺市町村と共に、二本松市と新設合併されました。
日本各地で、市町村合併が相次いで行われていた頃の話です。

二本松市コミュニティバス

目的の桜までは、そこから更に市のコミュニティバスを利用します。
路線バスに比べ本数が極端に少ないので、前もって二本松市に電話もしくはホームページで要確認のこと。
私は時間の関係で、今回このような形をとっていますが、一般的には周遊バスもしくは観光タクシーがお薦めです。
岩代支所から、コミュニティバスで20分程走ると合戦場というバス停に到着しました。
この場所が今回の目的地。

合戦場のしだれ桜

そして、こちらが今回の目的の桜「合戦場のしだれ桜」です。
樹齢150年の若い木なのですが、満開の花びらが滝のように流れ落ち、まるで三春の滝桜を彷彿とさせるその姿。
この桜、三春滝桜の孫木にあたるそうで、どう見ても一本の木にしか見えませんが、実は二本の木が寄り添うように花を咲かせています。
血統も良く、これが若くして県内の桜番付で大関にまで上り詰めた秘密、まさに合戦場にふさわしい二刀流の桜。
周りで見物している花見客と比べると、その大きさを実感してもらえるのではないでしょうか?

合戦場のしだれ桜

見上げると、若々しく凛とした佇まい。
優しいというよりかは、勇ましいという言葉がピッタリとくる名木でした。
菜の花とのコントラストも美しく、本当に来れて良かったです。
周囲には駐車場も何箇所かあり、夜はライトアップもされていますので、皆さんも是非一度訪れてみてください。

合戦場のしだれ桜

正面からもう一枚。
例年、4月中旬~下旬頃が見頃。
山里深く入って来ているので、周辺の桜に比べて岩代地区の桜は開花がちょっと遅めです。
三春の滝桜と同じか、微妙に遅いぐらい。

桜回廊

桜回廊

さて、二本松市から伊達市に抜ける国道349号線は、別名「あぶくま桜回廊」と呼ばれていて、三春滝桜の子や孫、隠された名木が数多く存在する、花見通の間ではよく知られている桜の名所でもあります。
車で巡るのがベストなのですが、ここから1.5キロ離れた道の駅までの間にも名木が幾つかあり、川沿いに遊歩道が整備されているので、今回はそこまで歩いてみることにしました。

福田寺の糸桜

合戦場のしだれ桜から10分程歩くと、古寺の入口にひっそりと佇む「福田寺の糸桜」が見えて来ました。
この桜は、合戦場のしだれ桜の親木で、三春滝桜の子にあたります。

福田寺の糸桜

樹齢は約300年で、お寺の境内に咲くご神木らしく、たもとには地蔵菩薩が鎮座されていました。
春の柔らかい日差しが暖かく感じる一日・・・
桜の木の下って、気持ちがホッコリとして、何か良いですよね♪

福田寺の糸桜

静かな山里に佇む福田寺の糸桜。
繊細な立ち姿は、合戦場のしだれ桜とはまた違った大人の優美さを感じさせてくれました。

新殿神社の石割桜

福田寺の糸桜から再び歩きだすと、すぐに見えてくるのが「新殿神社の石割桜」です。
巨岩を割るように4本の桜の木、エドヒガンやソメイヨシノが枝を広げていて、ここも良かったな。
山里の一角にある小さな神社のご神木、こちらも是非訪ねたいところです。

道の駅「さくらの郷」

新殿神社の石割桜を堪能した後は、すぐ近くにある道の駅「さくらの郷」に行ってみましょう!
以前は農産物の直売所だったのですが、2013年に道の駅としてリニューアルオープンしました。

道の駅「さくらの郷」

中に入ると、野菜類はじめ地場産品が所狭しと陳列されていました。
写真を撮り忘れましたが、シソの葉に巻かれた手作りのおにぎりがとっても美味しそうだった。おにぎり
合戦場のしだれ桜を観ながら、このおにぎりを食べたら美味しいだろうな~
次に来た時は、必ず買って帰ります。
今回は、施設内に食堂があったので、そちらでお昼をいただくことにしました。

道の駅「さくらの郷」

注文したのは、ボリュームたっぷりの生姜焼き定食。
こちらで出されている食事は、漬物からドレッシングに至るまで、すべて地元のお母さん方の手作りとのこと。
ひと言で、思わず顔がほころぶ優しい味♪
福島の家庭料理って、こういう味がするんですね。(^_^)
けんちん汁なんかも、郷土色豊かで良かったな。
職人さんの打った、手打ちのお蕎麦やうどんも人気があり、そちらもお薦めでした。

新殿大久保バス停

帰りは、桜回廊の遊歩道が一望できるこちらのバス停から帰ることにします。
今回は花見も目的のひとつだったのですが、この周辺にある道の駅のことがとても気になり、時間にゆとりがとれる路線バスで訪れることにしました。
桜が満開になるこの時期は、さすがに店内も混雑しておりましたが、従業員さんに話を聞いたところ、普段の時期もそれなりにお客さんは来てくれているとのことで少し安心しました。
震災から4年、当初は色々ありましたが、福島の人たちの温かさはもちろん、今回の散策は日本人の優しさも感じることができて、本当に来て良かったです。
『ありがとう』
お母さんたちの作った生姜焼き、きっとまた食べに来ますね!


【関連リンク】
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二本松市観光協会
岩代観光協会(合戦場のしだれ桜開花情報)
道の駅「さくらの郷」
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大堀相馬焼二本松工房

今回の散策は二本松市ということで、久しぶりに大堀相馬焼二本松工房を訪れてみることにしました。
原発事故により避難を余儀なくされて、現在は組合長はじめ幾つかの窯元が浪江町からこちらの二本松市に移り住み再開を果たしています。
組合事務所・焼窯・作業場・直売所といった感じの建物。
避難されている方々と聞くと、どうしても行く側も気兼ねしてしまうのですが、相馬焼の人たちは大丈夫です。
組合長はじめ、事務員の方々も皆喜作な人たちばかりなので、気軽に訪ねてみてください。

大堀相馬焼休閑窯

それでは、店舗内を見て行きますが、先ずは組合長の窯元「休閑窯」のブース?(笑
窯ごとにスペースが設けられていて、プチ展覧会みたいな感じになっています。
入口からバリアフリーな上、土・日でも比較的空いているので、車イスの方もゆっくり手にとって選ぶことが可能。
以前は、浪江の店舗から持って来た商品が多かったのですが、今は殆ど二本松で新しく焼かれたものに入れ替わっていました。
休閑窯のオールドファンの方々は少し残念かもしれませんが、新しい器も明るめの青で良い雰囲気でしたよ。
青ヒビの急須は3000円台で、湯呑みは1000円台からあります。
一つ一つ手作りの割には、値段が全体的に安いように感じました。

陶徳窯のぐい吞み

松永窯や陶徳窯も再開している窯元なので、数も豊富で新しく焼かれたものが多いです。
上の写真は、陶徳窯のぐい吞み。
今も昔も作っている窯主さんは同じなので、さすがに見事な出来栄え。
桐箱付きで、確か4000円はしなかったような・・・
直売所ということもあり、ネット通販等に比べたら割安な価格設定のように見受けられました。

陶徳窯の抹茶碗

ぐい吞みも良かったのですが、私はお酒を飲まないので、今回の目当てはもちろん抹茶碗です。
先ず目に留まったのが、こちらの典型的な走り駒の抹茶碗。
軽くて味わいがあって、陶徳窯さんらしい拘りが出ていてちょっと心が動きました。
ぐい吞みと一緒で、恐らく二本松工房で焼かれたものだと思います。

いかりや窯の抹茶碗

こちらの2点は、いかりや窯の抹茶碗。
色も抹茶と合いそうで、とても使いやすそうな感じ♪
真新しい器が多かったので、いかりや窯さんも再開されたのでしょうかね?
この抹茶碗も、最近作られたもののようで、明るさと健気が感じられました。
値段も1万円以下だったので、普段使いにはお薦めです。

俊峰窯の抹茶碗

こちらは、俊峰窯の抹茶碗。
まだ再開されていないので、恐らく浪江の店舗から持って来たものでしょう。
藁灰の釉薬?が薄っすらとピンク色に窯変していて、値段の割にとても良いものでした。
ただ、俊峰窯さんの抹茶碗は、前回買っているので今回はパス。
次回、まだ残っていたら考えます。

勘次郎窯の抹茶碗

ということで、今回はこちらの小野田窯(勘次郎窯)の抹茶碗にします。
以前訪れた時から、目を付けていた窯元。
窯名の勘次郎は創業者からとったもので、窯主は二代目の小野田勘一さん。
現在は、奥様と一緒に東京で避難生活をされています。
実は前日、飯坂町で再開された京月窯の近藤京子さんに小野田勘一さんの人柄について話を聞いたところ、創業者の代から職人気質な血筋で、とても良い仕事をされる方とのことでした。
残念ながら病気を患い再開が難しいことから、もしあるようでしたら手に入れておいたほうが良いと言われたので、陳列していた中でも一番高いものを購入。

勘次郎窯の抹茶碗

それが、こちらの抹茶碗。
頑固さがストレートに伝わって来て、正直この人のはちょっと違うなという印象を受けました。
できれば、箱書がされた桐箱も欲しかったのですが、状況が状況なので仕方ないですよね。
桐箱屋さんに注文して、後でこれに合うものを作ってもらうことにします。
わたくし、勘一さんの作る抹茶碗は凄く好きですよ。
このお茶碗は、我が家の家宝として一生大切にします。
浪江に戻りたいという話を聞きましたが、組合長たちがいる二本松市も良いところでしたよ。

大堀相馬焼明月窯

今回はもう一つ、明月窯の棚に器が数多く陳列されているのが目に留まりました。
まだ再開されてないはずなので、おそらく浪江の店舗からまとめて持って来たものなのでしょう。
国の補助金が終了することから、少しでも生活費にあてようと考えたのか・・・
厳しい避難生活、もしそうだとすれば、賢明な考え方だと思います。
ただ、明月窯にはオールドファンの方々も多いので、そろそろ再開を考えてみてはいかがでしょうか?
長橋さんの描く走り駒には、迫りくるような眼力があって、とても魅力を感じます。
どちらにしても、浪江で焼かれた器がこれほど多く並ぶのは、後にも先にも無いと思いますので、オールドファンの皆様はこの機会をお見逃しなく!

大堀相馬焼の窯元で、独自に再開しているところも幾つかありますので、詳しくは二本松にある大堀相馬焼共同組合に尋ねてみてください。
私の知るところでは、白河市の松永窯、いわき市の陶吉郎窯、福島市の半谷窯、飯坂町の京月窯。
福島県内ではありますが、皆散り散りになってしまいましたね。
4月で国からの補助金が終了すると聞きましたが、今後は第二段階としてモチベーションが上がるような自立支援の具体的なプログラムを考案して、人の復興に向け国と地元行政が連携しながら動いたほうが良いかと思います。


■ 大堀相馬焼共同組合(二本松工房)
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住所:福島県二本松市小沢字原115-25
電話:0243-24-8812
営業時間:10:00~16:00 冬季期間:11:00~15:00
定休日:火曜日と年末年始
※陶芸教室は要予約
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京月窯の湯呑みとコーヒーカップ

そして今回の一押しは、馴染みの窯元「京月窯」の湯呑みとコーヒーカップ♪
合わせという手法を使った、女性陶工らしい優しい色合いの器たち。
左側の湯呑みは購入したものですが、右側のコーヒーカップは京子さんからの頂きもの。
実は伺った際にコーヒーを入れてくれた器で、制作段階の不具合で商品にならなくなってしまったものだそうです。
自宅用として使っていたようなのですが・・・わたくし、そんなに欲しそうな顔をしていました?(笑
まるで、子供がだだをこねてもらったようで、何か申し訳ない。(^_^;)
次回は、ちょっと高めの抹茶碗を買いますので!
グラデーションの雰囲気とか、一つ一つ微妙に色合いが違いますので、皆様はちゃんとした商品で気に入ったものをご購入ください。
それにしても、頂いたこのコーヒーカップは良い色合いだな。。。((爆))


■ 大堀相馬焼「京月窯」
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住所:福島市飯坂町平野字道南4
電話:024-542-2818
営業時間:9時~18時
定休日:不定休
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※マイカーの場合はナビの住所入力、スマホの場合は地図案内等を利用すると便利



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