体でリズムをとりましょう♪ | ピアニスト・シンガー泉沢果那のブログ

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ニューオリンズをこよなく愛するピアニスト&シンガー。
リウマチとかシングルマザーとか育児とかお料理とか。。。(*^^*)

リズムについて。。。


最近生徒達を教えていて気になること、


リズムがとれない、いや違う、拍をとっていない。

リズムがどうこうのお話しではなく、


音楽が流れていても体が動かない。
ピアノを弾いていても身体が動かない。
ボイトレをしていても仁王立ち。


もちろん少数だけどちゃんとリズムをとる子もいる。

大人の場合楽器経験者は大概とれる。



手拍子をする時にだんだんずれて本人も気づかないという人がこれか?

確かにそういう人は手しか動いていない。

手が動いているだけで体がリズムをとっていない。




人間にとってリズムは凄く大事だと思う、

生活リズムともいうし、歩くのだってリズム、

心臓だってずっとリズムを刻んでいる。



リズムは考えてとれるものではなく、
体に入れ込まなくてはならない、

1日でできることじゃない、毎日の積み重ね。


体が自然にリズムをとるのと、
一生懸命リズムをとろうと体を動かすのとは大きく違う。

自分で動かそうとするとどこかぎこちなくてズレてくる。



楽器を習ったことがなくてもカラオケは好き、

特に今のカラオケ世代の子供達、ふわっと聞いてふわっと歌う、

人の歌はおおよそ音程は外れ気味、それを聞いて歌うからさらに外れる、

リズムも曖昧、だからズレる。


しっかりと音程をとって、拍をとる習慣をつけるだけで、

グッと上手くなるはず。


スマホのアプリでピアノの音が出るものもあるし、
メトロノームだってある。

是非活用してもらいたい。


大概音がずれてもリズムがあってれば下手には聞こえないはず。



そんなことを気にしてたら楽しくないと言う人もいると思う。


私は生まれた時から音楽とミュージシャンに囲まれて育ったから
それが当たり前だと思っていることが特殊なのかもしれない。


でも子供に音楽をやらせたいと思っている親御さん、

楽器や歌をはじめたいと思っている方、

プロミュージシャンになるわけではなくても、

せめて日常で音楽を聞くときは拍を意識して、
生活にリズムをとりいれてもらいたい。



だって自分の大好きな音が流れてきた時に、
自然に体が動くって楽しいし嬉しいもの、


私のレッスンはリズム主体で、
音楽の楽しさを全身で表現することを目標にしております。


そのために地味な練習をコツコツさせるのですが(笑)



少なからず環境で音感は向上しますよニコニコ音譜