韓国で携帯電話が爆発したとの誤報が駆け巡ったのが
ほぼ一年前。
重機で誤って轢いてしまったのが真相。

本当に携帯電話で人が死んだ例があるかというと、
中国で2007年7月に起こっている。
人民日報によると、甘粛省の22歳の電気溶接工が作業着の
胸ポケットに入れていた携帯電話電池が爆発し、折れた肋骨が
心臓に突き刺さって死亡したという。
爆発した携帯電話は米国メーカーのものだったというが、
バッテリーが純正であったかは分からない。

中国では、他の“ニセ物商品”と同様、携帯電話のバッテリーも
相当数の模倣品が出回っている。
業者は、これらを
「原装行貨」(純正品)
「倣冒原装」(準純正品)、
「高倣品」(高級模造品)
「兼容品牌電池」(正規互換電池)、
「出厂品」(工場出荷品)と呼んでいる。

それぞれ店頭では498元、100元、55元、25元、5元。

模造品にはニセ物(ときとして本物)のブランドマークが付いている
ものもある。
模倣電池は非常に危険なのだ。

胸ポケットに入れた携帯電話を出して尻ポケットに移してみる?