もうこれで最後にします。
今回、宮城県のNPO法人「ウイメンズアイ」の石本めぐみ代表の
同行者として、国際女性会議に参加した私。
ウイメンズアイ主催の「グラスルーツアカデミー」という
草の根活動をしている女性の活動です。
「草の根」活動なんて、もうこちとら10年目。
私が市民活動に足を踏み入れたのは25歳。
産科休診が相次ぐ岩手で「お産と地域医療を考える会」という市民団体でした。
その後、県立病院を辞め、開業助産師になった私。
草の根どころか、10年間、「種」を撒いてきました。
いつも仲間と、「いつになったら種から芽が出て刈り取るのはいつかしら~~」
と笑っていました。
何度も、ブログで書いておりますが、私の祖父は
24年間盛岡市の市議をやっておりました。
小さい頃から、政治が身近だった私。
私が開業してから、小さなお茶会を毎月行ってきました。
毎回毎回、おいしいケーキ屋さんの話をしながら、
選挙の時期になると選挙の話をしました。
「生理が始まらない」という授乳婦さんへは、月経の仕組みをお話ししました。
私が高校生の時から、避妊具の使用方法を知っていたという話を
しながら、結婚しても自分の身体は自分のもの。夫の物ではない、という話をしました。
昨年度、「花巻市市議会議員さんとママさんお話ししましょう会」を企画し、
花巻市議の半数近くの議員さんが参加してくださいました。
今年はさらに、県議さんと一緒に県庁へ行ってきました。
少しづつ、できることが増えてきました。
「草の根」なんて、思っていた私ですが、今回、
国際女性会議に出て思ったのは
私がやっている活動は
「岩手県の女性がどんなに、自分の性と生殖の権利が守れていないかを
女性たち本人へ伝える&都市部へ発信していく」
ということとともに
「子育てサロンがなぜ必要か」「産後ケアがなぜ必要か」という
話をスピーカーとして話すことで、「産後ケアに来る女性を増やす」という
事業実績のためではなく、その先に「生殖における女性は尊重されていない現状であり、
大事にされる存在」という啓蒙活動であるということにいきつきました。
「文化」を作るって感じ?
どんなにきれいな政策をうたっても、現実が伴わなければ意味がない。
現実が伴ってないですよ~~
って言わないと。しかも、文句言うだけでなく、
一緒に活動していくっていうのが大事。
いや~~、国際女性会議
出てよかった♡
私のやっている
小学生、中学生、高校生などへの講演活動
産後ケア
子育てサロン
分娩の場
など
全部つながっているな~~。
貴重な機会をいただき、WE、JENの皆様
ありがとうございました。
」