10月17日に開催する「ファジル・サイ&須川展也」公演で、発表するファジル・サイの新作、「組曲~アルト・サクソフォンとピアノのための op.55」
この曲について、須川展也のコメントが届きました
ファジル・サイさんの音楽的魅力は、そのとてつもないライヴ演奏の素晴らしさだけではない。彼の作曲する音楽からは、人の心の奥底に潜んでいる《何か》を見出すかのような、深い精神性を感じる。
ファジル・サイさんから届いたばかりの新曲スケッチを見たところです。歌心とリズムが織りなす瞑想的なイメージの、今までに類を見ないサクソフォンとピアノの曲が誕生する予感に、胸が高まっています。きっとこの新曲は、国を越えた文化のつながりから生まれる新しい芸術作品として、素晴らしい感動を呼ぶものと思います。
2014年8月某日 須川展也
今年デビュー30周年を迎える須川は、「サクソフォンの新たなレパートリーを蓄積していくこと」を活動の大きな柱のひとつとしてきました。
今まで国内外の様々な作曲家への委嘱を続けており、既に数多くの作品を披露しています。
(須川展也 委嘱&献呈作品リストはこちら)
今回、自身のアニバーサリーイヤーを迎えるにあたり、委嘱プロジェクトの集大成としてファジル・サイへの委嘱を行い、10月に新作を発表します。ファジル・サイにとっては、初めてのサクソフォン作品です。どうぞご期待下さい。
ファジル・サイ&須川展也
【日時】2014年10月17日(金)19:00開演
【出演】ファジル・サイ(ピアノ)/須川展也(サクソフォン)
【曲目】モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
第15番 ヘ長調 K.533/494
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (サクソフォン版)
ミヨー:スカラムーシュ
サイ:サクソフォンとピアノのための新作
【料金】一般=¥5,000 学生=¥2,500
公演の詳細は、こちら
チケットのお求めは、いずみホール・チケットセンター 06-6944-1188まで。
ネット購入も可能です→こちらからどうぞ。
以上、いずみホールは世界初演ではないのがちょっぴり残念な企画担当でした。
(世界初演は、いずみホール公演の前日・・・東京なのでした)