いずみホールのブログ

スタッフのリレー執筆で、ホールでの出来事や、主催公演の詳細&裏話などをお届けします。


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《愛の妙薬》あらすじブログ、前回につづいて、第2幕。第1幕の最後では、アディーナが結婚することになっておろおろしていたネモリーノ。さて、事態はどのように展開してゆくでしょうか…はてなマーク

 

《第2幕》
アディーナの結婚を祝うパーティーが開かれています(Canitamo canitam canitam)。【ネモリーノの姿が見えないので、アディーナは結婚の誓約書にはサインをしません】。ドゥルカマーラのところにネモリーノがやってきて、もっと「愛の妙薬」が欲しいと頼み込みますが、お金がありません。ベルコーレが、軍隊に入ればすぐにでもお金が入るというので、ネモリーノは入隊契約書にサインしてしまいます(Ai perigli della guerra)。
一方、ジャンネッタたち村娘達の間ではネモリーノが伯父さんから高額な遺産を受継いだという噂が…キョロキョロ。彼女達は急に態度を変えてネモリーノに愛想よくしはじめます。この様子にネモリーノは「愛の妙薬」が効いてきていると思い込みます(Saria possibile?)。
アディーナネモリーノが薬を買うために軍隊に入ったということを知り、その愛の深さに心を動かされます。ネモリーノは「アディーナが涙を流した」と、自分が愛されているという喜びを感じつつ、入隊のため旅支度をします(Una furtiva lagrima)。
入隊契約書を買い戻したアディーナが駆けつけ「あなたは自由になった」と告げますが、同時にそっけなく「さようなら」と言って立ち去ろうとしますハートブレイク。「あなたに愛されないのなら、戦死を選ぶ」と言うネモリーノアディーナはこれまでのつれなさを詫び、ふたりは愛を確かめ合います(Prendi: prendi per me sei libero恋の矢
この様子を見ていたベルコーレはさっさとアディーナをあきらめます。ネモリーノには伯父さんが死んで遺産が入ったので、村一番の金持ちお金になったという知らせが。効き目抜群のドゥルカマーラの「惚れ薬」はたちまち売れてしまい、彼は皆に見送られて去っていく(Ei corregge ogni difetto)。

 

めでたしめでたし…。

簡単に書こう、と思っていたら、案外長編になってしまいました。この「オペラ史上最もピュアな恋物語」ともいえる本作が初めていずみホールで響きます。チケットは好評発売中ビックリマークご期待ください。

 

12月16日(土)14:00開演
いずみホール・オペラ2017《愛の妙薬》
S:¥12,000 A:¥10,000 B¥8,000 学生¥6,000

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こんにちは。日に日に寒くなってきましたね。街ではサンタクリスマスソングまで流れはじめ、年末に向けてそわそわ感が増してきました。

さて、1か月後に迫った《愛の妙薬》も準備が本格的に始まります。今日は、まずこのオペラのあらすじをざざっとご紹介したいと思います。

ところどころにあるリンクはナクソス・ミュージック・ライブラリーに飛びます。タイトルと同じ曲目を選択すると、一部試聴可能になっています。

 

 

12月16日(土)14:00開演
いずみホール・オペラ2017《愛の妙薬》
S:¥12,000 A:¥10,000 B¥8,000 学生¥6,000

 

HPに掲載しているチラシの裏面の人物相関図もご参考にご覧いただけましたら幸いです。

 

《第1幕》
純情な農夫の青年ネモリーノは農場主の娘アディーナに恋していますが、高嶺の花のように思えて告白する勇気が持てません。農作業の合間にアディーナが村人たちに読んで聞かせる《トリスタンとイゾルデ》の物語本に登場す「愛の妙薬」あれば、僕にも望みがもてるのに、と1人もじもじしています(Della crudele Isotta)。
そこに、軍曹ベルコーレがやってきて軍隊の駐屯を申し出るとともに、アディーナに一目惚れし、結婚を申し込みます(Come Paride vezzoso)。ネモリーノも勇気を出して愛を訴えようとしますが…、アディーナはとりあってくれません(Chiede all'aura lusinghiea)。
トランペットのファンファーレに導かれ、村に薬の行商人ドゥルカマーラが登場、色々な薬を取り揃えていることをアピールします(Udite, udite, o rustici)。ネモリーノに『トリスタンとイゾルデ「愛の妙薬」はないの?』と問われたドゥルカマーラは安ワインシャンパン“1日経てば効能が出る惚れ薬”だと言って、売りつけます(Voglio dire lo stupendo elisir)。
薬を飲んだネモリーノは、心地よくなってきて強気な態度を取り始め、アディーナは何があったのか気になって仕方がありません。そこで、あてつけるかのように6日後にベルコーレと結婚する、と宣言します。それを聞いたネモリーノは、ちょっとびっくりびっくり。けれど、どうせ明日になれば、惚れ薬は聞くのだからと平気な顔。そこへ、軍隊が明朝出発することになり、ベルコーレに急かされたアディーナは「では今日結婚する」と返事ガーン。薬が効く前に結婚してしまうことになると思ったネモリーノは、思いとどまるようにアディーナに哀願しますが、どうにもなりません(Adina credimi, te ne scongiuro)。村人達はアディーナベルコーレの結婚を喜び、ネモリーノはおろおろしてドゥルカマーラを探します・・・。

 

長くなってきてしまったので、いったん休憩!

明日は第2幕のあらすじをご紹介します。

 

12月16日(土)14:00開演
いずみホール・オペラ2017《愛の妙薬》
S:¥12,000 A:¥10,000 B¥8,000 学生¥6,000

 

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こんばんは、いずみホール企画担当ヒヨコです。

明日18日はいよいよ、「佐藤俊介&鈴木秀美&スーアン・チャイ」による公演です。
http://www.izumihall.jp/schedule/concert.html?cid=1497&y=2017&m=11
オリジナル楽器=作曲された当時の古い楽器を使って、ブラームスの名曲をお届けします。
 

本日は佐藤俊介さん、鈴木秀美さん、スーアン・チャイさんが公演に向け

リハーサルを行いました。

ガット弦のヴァイオリン、チェロももちろん大切な”出演者”ではあるのですが、
今日は”フォルテピアノ”をご紹介します。

 

今回スーアン・チャイさんが演奏するのはJ.B.シュトライヒャーによる1871年生まれのフォルテピアノです。
なんと、いずみホール所蔵のフォルテピアノはJ.B.シュトライヒャーの母親であるナネッテ・シュトライヒャーが作った楽器なのです。
ご縁がありますねビックリマーク

この写真の楽譜立ての右側、丸いところは「蝋燭立てキャンドル」なのだそうです。

リハーサルの音色をホールで聴いていた、企画担当猫による解説によりますと…
「この時代のフォルテピアノはボディがより大きくなり、現代のピアノに近づきました。
音色はとても丸く優しく、フォルティッシモでも強すぎることがなく、まろやかに響きます。
ブラームスのアンサンブル曲を現代のピアノで演奏すると、音のキャラクターの強さから、
場合によってはに音色がせめぎ合うことがあります。
しかし、フォルテピアノで聴くとバイオリン、チェロと寄り添い、音色が溶け合うように感じます。」

ということでした。


明日18日(土)あさ10時からチケットセンター窓口で当日券を販売いたします。
12時まではお電話予約も受付しております→いずみホールチケットセンター(06-6944-1188 )電話
ブラームスが耳にした音色を、いずみホールでお楽しみください!


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佐藤俊介&鈴木秀美&スーアン・チャイ
~オール・ブラームス・プログラム~
11月18日(土)16時開演

ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 op.100
チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 op.38
※ハンガリー舞曲より抜粋(第1番、第14番、第2番)
ピアノ・トリオ 第3番 ハ短調 op.101
※ヴァイオリン、フォルテピアノ編
 
一般¥4,000 学生¥2,000

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こんにちは、企画担当ヒヨコです。

 

2010年~2015年まで、ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集に取り組んだ小菅 優。
昨年の完結記念リサイタルも含めると6年間、ベートーヴェンと向き合い、
さらに現在も、室内楽や歌曲などにも取り組み続けています。

その小菅が新しいプロジェクトを今月スタートさせます。
近年ずっと一人の作曲家の作品に取り組んでいるからこそ、
自身の違う面をお客様に見て頂きたい、と"四元素"の思想にアイデアを得て
水・火・風・大地をテーマにしたリサイタルを4年をかけて行います。

幅広い時代、さまざまな国の膨大な作品から、
各テーマにまつわる楽曲を小菅自らが選曲しており、
日本人として日本の素晴らしい作品を世界に届けたいと
日本人作曲家の作品もプログラムに組み込んでいます。

初回は11/24(金)19時、初回のテーマは"Water"。

水にまつわる名曲を集め、どのような想いで選曲したかなど、メッセージ動画をどうぞご覧ください。

 

 

研究に研究を重ね、こだわりをもって演奏会に取り組む小菅 優の
新たなチャレンジ、是非シリーズを初回からお楽しみ下さい。

 

***
小菅優 ピアノ・リサイタル Four Elements vol.1 Water

2017年11月24日(金)19時開演

 メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌
 フォーレ: 舟歌 
 ラヴェル: 水の戯れ
 ショパン: 舟歌
 武満徹: 雨の樹 素描
 ワーグナー/リスト編: イゾルデの愛の死  他
 

一般¥4,000 学生¥2,000
いずみホールチケットセンター 06-6944-1188(10:00~17:30/日祝休)

 

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