9月議会は委員会審議を終えまして、あとは本会議の採決という事になりました。


 このたび、様々な議論がありましたが、保育料の完全無償化について、市長が2017年4月に実施することを明言したというのが大きなニュースだと思いますので、お知らせします。

 

 これまで、三木市は幼保一体化に関連して、中学3年生までの医療費の完全無料化と、保育料の完全無償化を、財源確保のための消費税の10%への増税に合わせて実施するという方針を打ち出していました。


 先日お知らせしたとおり、GDPは2期連続のマイナス成長など、消費増税の悪影響が続く中で、再増税による景気後退を懸念する声がある中、増税ができるのかという声もあります。


 しかし、この度、来年1月から医療費完全無料化が一足早く提案されるにあたり、議会の議論の中で、「消費増税に関係なく保育料の無償化も2017年4月に実施する」という答弁がありました。

 

 私はこのブログでも以前から、消費増税には反対と言い続けてきた一方で、保育料の無償化は増税に関係なく実施すべきと主張してきました


 この度の三木市の方針転換を大いに歓迎したいと思います


 保育料の無償化は兵庫県下では、現在、南淡路市だけが3歳以上の無償化を実施していますが、三木市は0歳時からの無償化となります。


 全国的にも、医療費と保育料の無償化まで実施している市は無いのではないかと思います

 

 これで私の目指す「関西一の子育てしやすいまち三木」に一歩大きく近づいたと思います。


 私が議員になる前と比べて、三木市の子育て支援は非常に手厚くなりました。

 子育て支援の充実は、今や三木市を外に売り込む大きなセールスポイントであり、三木市のブランドイメージの向上に大きく役立つと考えます。


 しかしながら、三木市の最大の問題である「若者の人口減少」は子育て支援の充実だけで解決する問題ではありません

 

 今回、私が本会議で質問した、「若者にとって魅力的なまちを作ること」「若者の雇用の場を作ること」ということが残された大きな課題だと考えています。


 人口減少が進む三木市を将来の世代にいかに残していくか、市民の皆様と一緒に考え、結果を出していくことが私が市議会議員をしている意味、使命だと考えています。


 これからも将来のための前向きな議論を展開してまいりたいと思います。


 1年半後には、幼稚園、保育園、認定こども園に通う、すべての三木の子どもたちの保育料が無償化する事になります。