昨日のブログでは、神姫バスについてはブログ本文では言及しませんでした。
また、私自身、もっぱら神鉄しか使ってませんでしたので、比較


まずは神姫バスから。


自由が丘⇔三宮間の神戸電鉄と神姫バスを比較してみました。
(神鉄/神姫バス)
所要時間:58分/51分
運賃:720円/660円
定時性:全線○/トンネル・高速道路以外△
終電(三宮発):12時1分/10時40分
という感じでしょうか
三木やエビスからですと、また別ルートとなり、御坂から新神戸トンネルを使って40数分と更に早くなります。


神姫バスはやはり、三宮との直通便のような形で強みを持っているのでしょう。


ただし、粟生線が廃止され、沿線を引き継ぐ形で、神姫バスが代替通行機関となるのは無理があるように思います。
まず、現状は粟生線を沿った形で運行していません。
(木幡から新神戸トンネルで新神戸へ行くルート 大体1時間に1~4本運行 朝7時台は9本)
道路事情を考えても、粟生線に沿った形で運行する事が難しいという問題があります。


そして、3~4両編成が15分刻みで運行している電車の代替になりうるのかという問題があります。
必ずバスを3倍、4倍に増便しなければならないでしょう。そうすれば渋滞になります。
今までのような定時制はもはや確保できないでしょう。


神姫バスが新規ルートを開拓し、大幅な増便という投資ができるほどの経営体力があるのかも疑問です。



次に、西神中央から三ノ宮のルートでバスを使った場合を考えてみたいと思います。

まず、三木から西神中央に行くのに、神姫バスでは1時間に2~4本で、一番近い緑ヶ丘からでも、25分程度要し、料金は320円

そこから三ノ宮まで、市営地下鉄で約30分で390円。地下鉄は本数がラッシュ時は3~6分間隔と本数は多いです。

値段の時間も神鉄と変わらないように思います。

バスの乗り換えを考えるともっと時間がかかりそうな気がします。

マイカーで送ってもらう人が多いのもうなずけます。しかし、そのマイカー送迎も今後渋滞します。


このように、廃止された場合の影響を考えると、非常に影響が大きいといえると思います。