東北地方太平洋沖地震から | ちゃんぽん☆発信基地

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マイペース☆気分屋日記ですよんヾ(>▽<)〃

金曜日の地震から


余震、放射能漏れ、計画停電、物資の品薄など


金曜の揺れから、津波から


あっという間に生活が一変し


家に無事着いてもテレビをつけると胸がいっぱいで


でもテレビから最新情報が得られるから消すことも出来ず


何も手がつかない状態だった数日。



ただ出来る事はと


バイト先にいって経済の一変を回してきたり


節電したり


大先輩方の舞台を観てきたり・・・



金曜の翌日にあった某朗読劇


あんな状態の中開演する事は


世間的にも、遠方から来られる予定だったお客様的にも


色々問題があったと思います。


正直見る側だったこちらも


いつ震災が起こるか、この建物が崩壊するか

気が気じゃありませんでした。


その後も、舞台を2本観る機会があったのですが・・・


どの公演でも、開演前に必ず、演出家なり、座長なり、製作なりが

この大震災後に公演を決行する想い

そしてもし万が一、公演中に地震が起きた際の事を

とても丁寧にわかりやすく説明してくれる事での安心感。


特に今日観に行った座・高円寺のラッパ屋さんの開演前の説明は

具体的で本当に安心して観れました。



その中で分かったこと。


客席の足もとや座席は、一緒に座っているお客様の揺れなどで

よく揺れるのでドキッとするのですが


実際に地震で揺れる時は

小屋ごと揺れます。


一度だけ揺れを経験してしまったのですが


その時思ったのが客席にいる自分より

演者の方の心配でした。

そして痛感しました。


観に行く方も命がけだけど


沢山の照明器具が吊るされている中

(でもこの節電しなければいけない経済状態の中で

公演によっては照明を抑えているように見えるところもありました)


より命がけなのは演者さんなのだと



そして辛い今だからこそ


その中でほんのひと時でも

その辛い事を忘れてもらえる娯楽を与えるのが

芸能なのだと。



金曜の地震があった日


私は9階建ての建物の8階にいました。


そこは古い建物らしく酷く揺れ

2回目の大きな縦揺れが来た時は

倒壊するんじゃないかと覚悟し、揺れが治まった後

安堵からか足が震えました。


そこから帰宅方向が同じ友達と

徒歩5時間かけて家に帰ったのですが

帰り道に宮城の現状を知りました。


まるで映画のような現実。。。



徒歩で帰宅中


通り道の御茶屋さんが


「がんばって!」「少し休んでいきましょう」


とタダで暖かいお茶を配ってくれていました。



また、同じような徒歩帰宅者の集団


特に押し合いなどにもならず


とても平和で



なんだか日本も捨てたもんじゃないねと

友達と話していたのですが



その友達は女優で

翌日お昼に撮影予定で


こんな状況の中

中止になるかと思っていましたが

撮影決行されたとのこと。



こんな時だからこそ


がんばらねばならないのだなと


動ける人間が、経済を回していくことで

被災地の方々にもなんらかの形で貢献出来るに違いないと


強く思う今日この頃なのでした。



出来る事から一歩ずつ

行動していきましょう!!