伊豆新聞に掲載されていた、
ー「山頭火まつり」縁ある和田湯で開幕ー
受付をされていた方に許可を取って撮影をさせて
いただきました。
種田山頭火・・・1882年(明治15年)~1940年(昭和15年)
自由律俳句のもっとも著名な俳人
著名な俳人・・・
酒癖が悪く、破産、離婚、弟が自殺、1923年関東大震災に遭う。
泥酔で路面電車を止めた後、寺男となる。
だから著名な俳人なのかな。
1925年寺を出て、雲水姿で西日本を中心に旅し句作を行う。
山頭火が伊東に訪れたのは1936年(昭和11年)4月17日。
和田湯から数軒先の「伊東屋」に3泊しています。
無類の温泉(おゆ)好き。和田湯にたびたび入浴。
4月17日から三日間の日記が残されています。
これは2日目 4月18日の日記
「伊豆はさすがに南国情調だ、麦が穂に出て燕が
飛びかうてゐる。
伊豆は生きるにも死ぬるにもよいところである。
伊豆は至るところ花が咲いて湯が湧く、どこかに
私にふさはしい寝床はないかな。
大地から湧きあがる湯は有難い。」
住んでいると判らなかったりするけれど、他所から来た人に
教えてもらうのは、昔も今も変わっていないような気がします。
この頃には近くに 今は幻と言われている 源氏湯
もあったのでしょう~。
郷土の祭典人物写真展も開催されています。
なみおとのさくらほろほろ
春の夜の近眼と老眼とこんがらがって
伊豆はあたたかく死ぬるによろしい波音
湯の町通りぬける春風
酒と自由を愛し、世間から離れていた山頭火は
伊東に滞在した時から4年後に松山市で亡くなって
います。
昭和の芭蕉と言われた自由律俳句の俳人 種田山頭火。
生涯俳句数は84000句とも・・。
伊東市竹の内和田湯会館 明日22日が最終日 午前11時迄
午後1時から記念講演会があります。
可憐な花なのにコンクリートの隙間から逞しさを
見せてくれるスミレの花。
美しさと逞しさ