【闘病記(184)】肝機能騒動! | じろーさんのブログ

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余命半年宣告からの復活の様子、子供さん向けの宇宙の話、小さな小さな庭の片隅の畑、そして日常のことなど、いろいろ書いて行きます!

先週の水曜日(8/19)は、YR病院での3ヶ月振りの検診でした。


採血の後に外来(外科)の受付を済ませ、暫し待った後に診察室に呼ばれ、主治医のO先生から検査結果を聞きました。


腫瘍マーカの一つ(CEA)の値が少し基準値を超えていましたが、この数値はこの時期にはいつも上がるので、O先生も自分も特に驚きも心配もしませんでした。


それよりもO先生がちょっと心配されたのは、腎機能のことでした。


GOTとクレアチニンの値が、僅かですが基準値を超えていたのです。


しかし、この数値も今までに基準値を超えることは何度かあったので、自分としてはあまり驚きはしなかったのですが、なぜか今回はO先生が気にされたようです。


直ぐに検査とかの話はありませんでしたが、


「11月にCTを予定していますが、(負担の掛かる)造影剤は使わずに撮影し、万が一何かあった際には造影剤で再検査することにしましょうか?」と言われました。


しかし、


「いや、今までにもこの程度の値は何度かありましたので、いつもの通りの検査をお願いします。」と答え、11月に手術後12年目のCTを受ける手筈にしました。



元々、自分は極く軽度の慢性腎炎の気があるとのことで、35年以上も腎臓の専門医であるM先生にお世話になっていたし、今も自宅近くの病院の循環器科で検診を受けています。


2012年頃の記事を書こうと日記帳代わりの手帳を開くと、この年には肝機能騒動があったことをメモっていました。


では、そのことも含めて2012年のことを書きます。



この年の3月には、母校の小学校の閉講式が執り行われ、自分にも招待状が届いたので参列した。


招待状が届いたのは、2006年の夏に子供たちに宇宙の話をしに行ったからだった。


故郷では過疎化が進み、この年の児童数は8名、6年生3名が卒業すると在校児童は5名となり、新入生もいないと言うことで、閉校はやむを得ないことだったが、やはり自分たちの母校が無くなるのは寂しいものがあった。


また、自分が子供たちに会いに行ったのは、この時の卒業生が1年生の時のことだったので、何となく奇遇のようなものも感じたりもした。


[閉校式の記事はこちら]

http://ameblo.jp/iyo-manjiro/entry-11210076727.html


この年のメモ書きで目に付くのが、消化液が上がって辛い思いをしたことだ。


それは新たな症状ではなく、それ以前にも同じような目に遭っていたのであるが、ガンの転移や再発の不安が薄れ、生活もより以前と同じ状態に戻ったこともあり、他のことよりもその症状が気になり始めたからだ。


ちなみに、消化液が上がって辛い思いをすることは今でも稀にある。



さて、この年の腎機能騒動であるが、それは年の瀬も近づいてからであった。


この頃は、YR病院では月に1回の血液検査と診察、そして年に2回のCTと胃カメラの検査を受けていた。


また、20代前半の健康診断で腎機能に?マークが付き、それ以降は前記したM先生にもお世話になっており(経過観察とガン発覚後はセカンドオピニオンも)、2~3ヶ月に1回の検診を受けていた。


その年の10月末にYR病院で受けたCTでは特に変化はなく、血液検査ではγ-GTPが高いと言われた。


その頃は、アルコールを飲まないにも拘らずγ-GTPが高い状態が続いていたのでちょっと嫌な気持ちにはなっていたが、12月初めにM先生からその嫌な気持ちを不安に変える電話が来たのだ。


数日前にM先生のクリニックで検診があり、その際に受けていた血液検査の結果を確認したところ、肝機能の数値が異常だとのことで、すぐにYR病院で診てもらうようにとのことだった。


FAXしてもらた検査結果を見ると、確かにGPTとかGOTとかγ-GPT等々、いくつかの項目で基準値を超えているものがあり、中には基準値の2倍以上を示すものもあった。


慌ててYR病院に電話をして、翌日に予約外で診察を受けた。


当日は、O先生は外来担当ではなかったので、S先生(過去にもO先生が休診の時に診てもらったことがある。)に診てもらった。


持参したデータを見てもらいながらM先生からのコメントを伝え、次に身体の諸症状についての問診を受け、YR病院での過去の検査データやCT・超音波検査の画像を確認してもらった結果、


胆嚢が少し腫れて胆砂らしきものがあるとのことで、そのせいで一時的に数値が上がったのではないかとのことだった。


胃ガンの手術をすると、胆嚢を動かす神経も切除するので胆石が出来易くなること、これが何かの拍子で胆管に落ちると、肝機能の数値が上がるとの説明も受けた。


そして、血液検査と超音波の検査、O先生の診察の予約を取ってもらった。


その結果は、血液検査の値はどれもほぼ正常値に下がっていて取り敢えずは一安心したが、確かに胆砂はあるようで今後悪さをしないかと心配もした。


メモ書きには、「何で、O先生は手術で胆石が出来易くなることや、それが原因で肝機能の数値が高くなることがある等を説明してくれなかったのか?」との不満も残している。


そんなこともあり、その年の忘年会や年明けの新年会は、少なからず肝機能のことを心配もした。



さて、今回の腎機能のことはどうなるんだろう?


今度の土曜日に循環器科での検診を受けるので、そこでの検査結果も踏まえて対応することになりますかねぇ!



*この記事は、2003年に胃ガンが発覚して以降、日々の体調や出来事等をメモ書きしたものを、読み返しながら書いたものです。