だまされたと思って、ぜひ読んでいただきたい。
写真家として活躍していらっしゃる石川直樹さんが、
神田道夫さんという冒険家とともに
気球による太平洋横断に挑戦して失敗したときのこと、
そして、その後に神田さんが単独で挑戦したときのことを書き記しています。
この本の中に出てくる気球には、
観光地で見かけるのどかさは一切ありません。
最初から最後まで、丹念に、そして冷静に
描かれる気球冒険の話。
僕からしても無謀としか思えない挑戦に
一途に突き進んでいく神田道夫という冒険家。
魅力的だし、彼のような生き方はうらやましいとも思う。
ちなみにこの本の著者である石川直樹さんは、
「スタンダードの震災特別版 絆 」の中で
撮影をしていただきました。