古い金庫が出てきた。

背の低いサイドボードのようなものの中に収まっていた。


ダイヤルのところがセロテープで留めてある。

想像するに、

1) ダイアルの数字を忘れてしまいそうなので。

2) ダイアルが壊れてしまったので。

3) ダイアルを合わせるのが面倒なので。

そのどれかに違いないと思うのだが、いずれにしても鍵がキーである。

その鍵が・・・・・無い!


中身は十中八九、カラだと思う。

カラだと思うがしかし、万が一という思いも又拭いきれない。


こんな時は、そう、鍵やさんに開けてもらう。

そんな風景をTVで見たことがある。

そのほとんどが、どうでも良いものばかり出てきたか、あるいは、カラ。

しかし、持ち主は私と同じような気持ちで依頼するのだろう。


近々、我が家も依頼するつもり。

宝くじと同じ、開けてみるまでが楽しい。


さて、さて。