四月になれば彼女は

『四月になれば彼女は』公式サイト

 

すでに5月の連休に突入しています。4月の誕生日で66歳になった私は、4月末日で会社勤めを“卒業”しました。しばらくは年休の消化で会社に籍はありますが、正直いえば本当にすっきり嬉しいです。受給している年金だけで“老後”の生活を支える不安はありますが、連れ合いと支え合っていけば何とかなるのでは…と考えております。

 

ですので、今後は映画鑑賞の仕方は少し変わるかもしれませんし、ブログの更新は増えるかもしれません。とりあえず本日のブログ記事は4月に鑑賞の映画『四月になれば彼女は』。川村元気による同名小説を、佐藤健、長澤まさみ、森七菜の共演で映画化したラブストーリー。ミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,300円)。グッド!
 

四月になれば彼女は

 

以下は映画『四月になれば彼女は』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

四月。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、十年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランド。その後も世界各地から届く、春の手紙。手紙
 

時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていた。けれども弥生は突然、姿を消した。「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」その謎かけだけを残して――
 

四月になれば彼女は

 

結婚式を間近に控えて、式場との打ち合わせシーンで仲睦まじい様子を見せている二人。精神科医の藤代と結婚相手の弥生の出会いは、病院における医者と患者の関係でしたが、この時点ではすでに同棲しています。そして、何の予兆もなく弥生は藤代の前から姿を消してしまう…。昨年見た杉咲花主演の『市子』を想起しました。あせる

 

映画のオープニングは「天空の鏡」と呼ばれるボリビアのウユニ塩湖を旅する、藤代のかつての恋人・伊予田春の姿を捉えています。その後もプラハやアイスランドを旅して、写真映えする絶景を自らカメラに収める春です。そして、彼女はその都度“元カレ”の藤代のもとへ手紙を送っている。弥生の失踪と春の手紙は無縁ではない…。

 

春はなぜ藤代のもとへ手紙を送ってきたのか。かつて二人で撮影旅行を計画していた場所からの手紙。それを目にした弥生は、春の行動とその真情をどこかで察知したのでしょう。弥生が向かった先は作品の終盤で明らかになりますが、精神科医としての役柄を与えられている佐藤健の“ボンクラ”ぶりが際立つ作品に思えてなりません。パー

 

(2024年、監督・脚本/山田智和、原作・脚本/川村元気、脚本/木戸雄一郎、撮影/今村圭佑、照明/平山達弥、音響/白取貢、美術/林チナ、音楽/小林武史)

四月になれば彼女は

 


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