1970年代の後半、『ジュリア』(1977年)や『結婚しない女』(1977年)
など、女性が主役の外国映画がもてはやされた時期がある。1979年に
桃井かおり主演で『もう頬づえはつかない』を撮った東陽一監督が、翌年
当時無名の烏丸せつこを抜擢して、完成させたのが『四季・奈津子』だ。
五木寛之の連作同名小説の映画化で、原作者の五木本人が脚本を
書いている。映画では、主人公を四人姉妹の次女・奈津子に設定し、
烏丸せつこの奈津子の他は、長女の波留子・佳那晃子、三女の亜紀
子・影山仁美、四女の布由子・太田光子のキャスティングである。
この四人姉妹の設定は、長女の波留子はごく平凡な結婚をした女性、
三女の亜希子は東京の大学で学生運動をしている活動的なタイプ、
そして四女の布由子は精神を病んでいる、ナイーブな少女である。
そして奈津子であるが、最初は福岡で平凡なOL生活を送っているが、
布由子と出かけた前衛劇団のテント公演で、東京から来ていた写真家
と出会う。やがて付き合う恋人に飽き足らないものを感じる奈津子は、
写真家に会うために東京へ向かう。車中で出会う現代詩人、、、
その車中で出会う詩人の役が田村隆一。そして、奈津子が東京で
出会う自由な生き方をしている女性・ケイを阿木燿子が演じている。
そうした人間と触れ合うことで、自分の生き方を考えるようになった
奈津子は東京で一人暮らしをはじめ、新たな人生を模索する。
というような内容なのだが、私が男性ということだけでもなく、見た
当時何を描きたいのか、よくわからない映画でしたね。阿木燿子と
烏丸せつこのヌードやカラミが話題になったのは間違いないです
が、、、烏丸せつこの演技も、この時点ではまだまだですから。
ちなみに烏丸せつこはクラリオンの1980年(第6回)のキャンペーン
ガール。初代の「クラリオンガール」といえば、アグネス・ラム。その後
も1985年の宮崎ますみ、1995年の原千晶などタレントとして活躍
する者も多い。そして1988年の蓮舫、この方も忘れてはいけない
アグネス・ラム(1975年/第1回)
宮崎ますみ(1985年/第11回)
蓮舫(1988年/第14回)
など、女性が主役の外国映画がもてはやされた時期がある。1979年に
桃井かおり主演で『もう頬づえはつかない』を撮った東陽一監督が、翌年
当時無名の烏丸せつこを抜擢して、完成させたのが『四季・奈津子』だ。
五木寛之の連作同名小説の映画化で、原作者の五木本人が脚本を
書いている。映画では、主人公を四人姉妹の次女・奈津子に設定し、
烏丸せつこの奈津子の他は、長女の波留子・佳那晃子、三女の亜紀
子・影山仁美、四女の布由子・太田光子のキャスティングである。
この四人姉妹の設定は、長女の波留子はごく平凡な結婚をした女性、
三女の亜希子は東京の大学で学生運動をしている活動的なタイプ、
そして四女の布由子は精神を病んでいる、ナイーブな少女である。
そして奈津子であるが、最初は福岡で平凡なOL生活を送っているが、
布由子と出かけた前衛劇団のテント公演で、東京から来ていた写真家
と出会う。やがて付き合う恋人に飽き足らないものを感じる奈津子は、
写真家に会うために東京へ向かう。車中で出会う現代詩人、、、
その車中で出会う詩人の役が田村隆一。そして、奈津子が東京で
出会う自由な生き方をしている女性・ケイを阿木燿子が演じている。
そうした人間と触れ合うことで、自分の生き方を考えるようになった
奈津子は東京で一人暮らしをはじめ、新たな人生を模索する。
というような内容なのだが、私が男性ということだけでもなく、見た
当時何を描きたいのか、よくわからない映画でしたね。阿木燿子と
烏丸せつこのヌードやカラミが話題になったのは間違いないです
が、、、烏丸せつこの演技も、この時点ではまだまだですから。
ちなみに烏丸せつこはクラリオンの1980年(第6回)のキャンペーン
ガール。初代の「クラリオンガール」といえば、アグネス・ラム。その後
も1985年の宮崎ますみ、1995年の原千晶などタレントとして活躍
する者も多い。そして1988年の蓮舫、この方も忘れてはいけない
アグネス・ラム(1975年/第1回)
宮崎ますみ(1985年/第11回)
蓮舫(1988年/第14回)
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