これからの子どもたちに必要な『ライフスキル』とは…あるHPより
2020年から大学入試制度が変わることは多くの方がご存知かと思います。
新しい入試制度については様々な議論が交わされ内容が検討されている。
これまでの入試制度では学力の三要素と言われる『①知識・技能』『②思考力・判断力・表現力』『③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)』の中で『①知識・技能』が重視される傾向でした。
しかし国際社会化がどんどん進み益々様々なことにおいてボーダレス化する現代社会では『②思考力・判断力・表現力』と『③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)』が問われていることは間違いありません。
ジュニア年代ではサッカー選手として成長するためにサッカースキルの向上は大事なことですが…それ以上に人としての土台作りが必要です。
もちろんサッカーの戦術や技術は必要です。
しかし考える力やチャレンジする力など失敗を力に変えたり…人から何かを学んだりして自分自身に昇華していく力が備わらないと伸びないことも事実。
2020年の大学入試改革でこれからの子どもたちに必要なものも変わっていくことは確実です。
そういう視点でサッカーを通じて子どもたちに伝えられるものは何か…
それは『ライフスキル』を高めることです。
『ライフスキル』とは…
文部科学省のHPにも掲載されています。
①意思決定
②問題解決
③創造的思考
④批判的思考
⑤効果的コミュニケーション
⑥対人関係スキル
⑦自己認識
⑧共感性
⑨情動への対処
⑩ストレス•コントロール
サッカーを通じてライフスキルを高めるために必要な項目とは何か…
①考える
②リーダーシップ
③感謝の心
④チャレンジ
⑤コミュニケーション
本気でプレーするから『相手に勝つにはどうしたらいいのか』を考える。
だから試合で生きるテクニックや戦術が身に付く。
本気で取り組んだからこそ自信が付く…
本気でぶつかり合ったから仲間たちと信頼関係が築ける。
チームのためにプレーすることは社会生活にも通じること。
苦しい時にチームのために犠牲を払って働ける選手…
上手くいっている時に貢献できる選手はたくさんいる。
しかし必ず上手くいかない時がある。
そこで力を発揮して貢献できる選手がチームには必要。
これは社会においても必ず通じる部分であり活きる部分です。
☆将来の環境変化を見据えこれからの子どもたちに必要なライフスキルとは何かを考える。
サッカーのスキルはもちろんのことですが他の様々なライフスキルを高めていくことが必要。
サッカーを通じて子どもたちに何を伝えてあげられるかが本当に大事なことだと思います。
子どもたちの将来に関わっていることを忘れてはいけないことを改めて感じます。
uemura