小技/小ネタ:大量の文書を高速に選択 | Lotus Notes/Domino (R) をこよなく愛して。。。。

小技/小ネタ:大量の文書を高速に選択

実は、このTipsはとあるお客様と作業をしていた時にお客様が偶然見つけられたものです。



皆さんも、Mail DBから要らなくなった過去の文書を大量に選択して削除するとか、ServerのLog.nsfやDomlog.nsfからサポートから要求された期間の文書を選択してCopyするといったことはよくされることだと思います。



この際に、皆さんはどのようにされるでしょうか?



皆さんの中には、マウスでViewの選択余白を左クリックした状態で、そのままマウスをViewの下に動かしてViewをなぞっていくという方法を取られる方もいらっしゃるかも知れません。


この際、途中でServerへのViewの読み込みが発生したりして、なかなか選択が進まないという経験をされたことがあるのではないかと思います。


ところが、Notesの画面サイズを横幅を極端に狭くしてViewに表示される情報を最小限にして同じ操作を行うと格段に文書選択が早くなるのです。


これは、Shift +↓で操作をした場合も同様の効果が得られます。



また、Viewで文書選択を行う場合に上から下ではなく、下から上に選択した方が早く選択できるのです。



この方法はViewである範囲の文書を選択したい場合に利用できます。




もっと早く選択する方法は、Viewで開始したい文書を選択し、Shift Keyを押しながら、ViewのScrollを行い、終了の文書を選択することです。


この方法だと、数万文書あっても直ぐに選択ができます。


これは、Mailなどで、ある日付以前のDataをAll Documents Viewで削除する場合に活用ができます。




どちらの方法も、要するにWindowsの画面更新の負荷を最小限にしているというのがKeyではないかと思います。



これはDBの文書の場合ですが、同じことがDomino AdministratorのLive Consoleでも使えます。



Domino 6以降ならConsole Log EnableすればTextに書き出されますが、Domino R5以前はDebug_Outfileの指定をしてServerをRestartさせないとLog情報をTextに書き出すことはできません。


こういう場合に、Live ConsoleのLogをCopyしなければなりませんが、この場合のLogの選択も同様に表示域を小さくすれば高速に選択することができるのです。



いかがでしょうか?



つまらないTipsかも知れませんが、一度試してみてください。