身体をゆるめるのは確かに気持ちいいけど、踊っているときの身体はまた別でしょ?
と疑問に思われるかも知れませんが、センターの意識が研ぎ澄まされ、のびやかに踊るためには、まずゆるむことなのです。
ただし「ゆるむ」と言っても、ただやみくもに力を抜くのではなく、センターが立ち上がってこそ、筋肉をゆるめる事が可能になります。
ゆるめたからセンターを感じられるし、センターを感じるからこそゆるめることが出来る。
センターを感じているということは、ゆるめている証です。
力むことで静止するような頑張ったポーズ(身体のラインが太く見えて美しくありません)ではなく、どうして立てているのだろう?と不思議に思うくらいに意識を空に向けて立つと、細い印象のままで伸びやかな、見ている側も癒されるような美しいポーズが実現します
先ずは呼吸を意識に上げて、五感を使って楽しいことや嬉しいことを考えたりして心身をゆるめてみて下さい。
自分の身体にはまだまだ眠っている力があることに気がつくでしょう