この秋、アイビーラインからリリースされる最新鋭スプーン。


それが【 Milner 】(みるなー)

[Milnerロゴ。]




動きは純粋なウォブリングで、ロッドを立てラインに角度を付けてやるとスムーズにロールへ移行する。


とても素直なよい子です。(笑)








・・・っと、Milner単体の説明だけですとツマラナイので、アイビーラインのスプーンラインナップと絡めてご紹介しましょう。


皆さんの興味はきっとコッチの筈。




[プレーンゴールド&シルバー。]





一言で表現するなら、『真逆性』。


Pentaのガチャガチャとした泳ぎに対し、Milnerは規則正しくキレイに泳ぐ。

Actiの水を受け流すロール強調ウォブロールに対し、しっかりと水押すウォブリング。





[インクスポットクリアブルー(シルバー)・インクスポットオレンジ(ゴールド)・インクスポットレッド(ゴールド)]





ポンドに現存する全ての魚は常に一様のルアーに反応し、全く同じ動きをするのでしょうか?


・・・答えは『否』です。程度の差こそあれ。


仮に、ポンドの魚を反応する幾つかのグループに分けてみましょう。

例えば、A群はpentaに高反応・他はイマイチ。B群はActiに高反応・他はイマイチ。C群はHabbiに高反応・他はイマイチ。D群はクランクに高反応・他はイマイチ。E群は・・・


と分類したとして、それぞれの群の大きさから順に釣って行くのが効率の良い釣り方であり、それぞれの群の大きさが移ろうのを状況変化と言い、それに対応するのがアングラーの腕の見せ所であるのは、今更ながらの話しかと思います。




[黄橙色・タン・レッドブラウン・オリーブドラブ・マホガニー]





・・・つまり、それぞれ高反応の示すルアーが多種多様である昨今の状況下では似たような系統のルアーばかりを持つのではなく、ある程度重なりつつもある意味『真逆性』を持つルアーで手駒を揃えた方がより多くの魚を捉える可能性を高められることになります。


平たく云えば、従来のpentaとActiのラインナップにMilnerを加えれば50%だった網の目を33.3%まで小さく出来る。

そんなイメージです。




Milnerは単体ではオーソドックスながらストライクゾーンの広い、非常に良く出来たスプーンです。

でも、システムで考えれば外すことの出来ないスプーンとなるでしょう。・・・きっとネ。




Milnerは今秋・10月発売!(予定)

お楽しみにー♪(*^ー^)ノシ








紹介したカラーは全てサンプルです。実際の製品とは異なります。西山コーイチがAndroid携帯からの投稿