ゲストハウスとシェアハウス違いとは?


私の中でのシェアハウスは、

一棟の建物の中で複数の契約者が部分的な

(キッチン・トイレ・浴室等)シェアしながらも
ある程度のプライバシーを保つ中長期滞在型共同住宅、
と定義しています。

 

この場合は往々にして、

普通賃貸契約や定期借家契約というスタイルを

取っているようです。

 

外人とのコンタクトで英語フランス語等

生活の中で語学や文化を吸収しようという方や

日本人同士でも居住空間を真に共有することによる

情報交換の場を求める方が多いのでしょう。

 

という意味では、

プライベート部分だけで見れば

同じ程度の広さの賃貸マンションと比べ賃料は割高

という設定でも人気です。

 

共有部分に生活用の身の回り設備

(洗濯機・冷蔵庫・掃除機・キッチン用品等)が完備され

京都に多い中長期留学生向きという事情もありますね。


方やゲストハウスといえば、
一泊から一週間程度の短期滞在型で
バックパッカーがよく利用するベッドスペースのみの
簡易宿泊施設のこと、
と解釈しています。

しっかりした個人や組織体であれば、
こちらは簡易宿所の届出を取って
営業していることでしょう。

行政への届が必要な分、いわゆる民泊とわれるリターンも多い宿泊形態です。

京都のゲストハウス・シェアハウスは、
外国人観光客が増えだすと時を同じくして
賃貸マンション不況時に雨後の竹の子のように多くなりました。

ひと昔もふた昔前までは、

京都への観光客は団体での観光バスでした。

ホテルや観光スポットへ直行で街中には居ませんでした。

しかし今では当社前の七条通り歩道にも、京都駅から朝晩、

旅行バッグを引く音が響きます。

 

夜は隣近所の居酒屋や着物の古着屋さんは外人でいっぱい。

 

特徴は「個人ないし数人で」「長期間」旅行が

日本への旅行でも増加している、

という現れです。

 

せっかくユーラシア大陸東の端っこまで行くんだったら

長旅でもいいか、

ガラパゴスともいわれる独特な成熟した文化体験してみようか、

と考えても不思議ではないでしょう。

 

昨年度は来日外国人観光客数が2000万人突破し、

東京オリンピックまでに倍増計画もあります。

長期的には、下図のようにフランスは8000万人、

これを見ればまだまだ伸びしろはあると思っていますが・・・