こんにちは。

人生を変えちゃうタロット講師の
まゆちんこと、かげした真由子です。

さて、今日は久々に「タロットに聴く人生のヌケミチ」いってみましょう。


本日のカードはこれ。。

剣の3(ソードの3/風の3)です。

不人気なカードですが私は結構好きです。


この少し痛々しいカードですが、
私は、このカードを見ると


複雑さは、楽しさでもある。
傷つくことは、刺激でもある。
雨だって、気持ちいい。



そういう表現が浮かびます。


無理矢理ポジティブってわけじゃないですよ。


ハートに刺さっているのは確かに「剣」


この「剣」
実際の占いでは、
人が発する言葉・意図であることが殆どです。

現在人にとっての剣は「言葉」ですからね。


言葉によって人は物事を切り分け、
選択肢、決断の材料とします。


それと同時に言葉は刃物のように
人の心に刺さるものでもあるのですね。


しかも3本の剣です。


そこに複雑さが加わっているのです。



ベタなところでは「三角関係」を表すカードで、
それは「3人の意図が複雑に絡んでしまっている」
という解釈から来ています。



まあ、なんにせよ


「傷心している」ということを表しています。



しかし傷心ってなんでしょう。



傷つく心。


ふむ。




では、傷ついたと思っているのは
誰でしょう。



そう、自分の心ですよね。


つまり。。。

一見、人から傷つけれた、
と思っていることも
実は、自分で自分を傷つけてるのかもなあと思います。



大好きな人から
「余り好きじゃなくなった」といわれた


信じていた人から
悪口を言われていたと知ったとき、


批難されたとき、



傷ついた、と私達は感じます。


でも、そこにあるのは「悲しい」という感情で、
「傷つけられた」という事実は起こっていないような気がします。




あなたがそう感じているだけ、
もしくはそういった事実を
選んでいるだけかもしれません。




このカードの赤いハートを見てください。



ここまで串刺しにされても
赤々と生命力を放っています。


血一滴、流してません。
でも、背景には雨がふっています。
悲しみの涙です。



流れているのは
血ではなく涙です。



つまり、
剣は刺さっているので、
言葉の矢は飛んできたけど、
この人は傷つけられたわけじゃないのです。





そこには、ただ、ただ
「悲しい」という感情が
あるだけなのです。




ただ「悲しい」んです。



だから自分が「傷ついた」と思ったときは
「私はあの人に傷つけられた」
という事実に固執するのではなく
ただそこに起こってしまった


「悲しみ」に目を向けて
あげることの方が大事です。



傷つけられたわけじゃないけど、
心が痛いのは事実。



なんだか涙が出てくるのも事実。



「いたいよ、かなしいよ」


っていう自分はそこにいます。



「**に傷つけられたから
 私は悲しい」ではなく



ただただ、そこにある悲しみ、
痛さを受け止めてあげることが大事です。
時に誰かと一緒に受け止めて
もらうこともいいかもしれません。



心配しなくても、

雨は降れば振るほど
地を固めてくれます。



悲しいまま、
ずーーーーっと悲しいまま
絶望したままってのは
生きている人間には
あり得ないことなのです。



このカードの背景はグレーです。



まだ白も黒もなにも決まっていないのです。



この出来事が絶望に
値するものかどうか?なんて
だれにもわからないのです。


そう・・・このカードは私達に教えてくれます。



ハート(心)は傷つかないんです。



赤々と、ただ「生きたい」といっているだけなのです。



生きる為に、何かを乗り越えるために
「悲しい」と感じて、
生きる情熱を思い出したいだけなのです。





お読みいただきありがとうございました!



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